技術分野
エンジンとオイルタンクとを有する携帯型作業機
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】潤滑オイルの液位の誤検知によるエンジンの誤停止を防止すると共に作業者に対する安全性を維持することが可能な携帯型作業機を提供する。 【解決手段】携帯型作業機としてのエンジンカッタ100は、エンジン6と、エンジン6に供給される潤滑オイルが貯留されるオイルタンク7と、作業機作業状態に応じて変化する少なくとも二種類の信号を出力するセンサユニット30(傾斜角度検出部20、回転数検出部24)と、オイルタンク7に貯留された潤滑オイルの液位を検出するオイル液位検出部21と、潤滑オイルの液位の異常を報知する報知装置25と、センサユニット30から出力される各信号及びオイル液位検出部21による検出結果に基づいて報知装置25及びエンジン6の動作を制御する制御部26と、を含む。 【選択図】図3
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ところで、特許文献1に開示されたエンジンカッタ等の携帯型の作業機(以下において単に「携帯型作業機」という)において、オイルタンク内の潤滑オイルが不足する状態で作業を継続すると、エンジンの焼き付き等の不具合を引き起こすおそれがある。そのため、この種の携帯型作業機に、例えば、潤滑オイルの液位の低下を検出するオイルレベル検出装置を備え、潤滑オイルの液位の低下を検出した場合に、エンジンを停止させるように構成することが考えられる。
しかしながら、この種の携帯型作業機は作業者等により姿勢を変化可能に構成されているので、作業中において潤滑オイルの油面が大きく揺れたり傾斜したりする。そのため、前述したように、潤滑オイルの液位の低下を検出した場合に、エンジンを停止させるように構成した場合、潤滑オイルの液位(オイルレベル)を誤検知し、本来停止させる必要が無い場合にエンジンを停止させてしまう可能性がある。さらに、作業中に潤滑オイルの液位の低下を検出してエンジンを強制的に停止させると、エンジン停止による反力が携帯型作業機の本体に作用し、本体を把持している作業者が作業中にバランスを崩したりする等の危険な状態を招く可能性がある。
そこで、本発明は、潤滑オイルの液位の誤検知によるエンジンの誤停止を防止すると共に作業者に対する安全性を維持することが可能な携帯型作業機を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明の一側面によると、エンジンと、該エンジンに供給される潤滑オイルが貯留されるオイルタンクとを有する携帯型作業機が提供される。前記携帯型作業機は、センサ部と、オイル液位検出部と、報知装置と、制御部とを含む。前記センサ部は、作業機作業状態に応じて変化する少なくとも二種類の信号を出力する。前記オイル液位検出部は、前記オイルタンクに貯留された潤滑オイルの液位を検出する。前記報知装置は、前記潤滑オ・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明の前記一側面による前記携帯型作業機では、この作業機の作業状態に応じて変化する少なくとも二種類の信号をセンサ部から出力できるので、例えば、制御部により、この二種類の信号に基づいて、作業者が携帯型作業機を使用して作業している最中であるのか否かをより確実に把握することができる。そして、例えば、エンジン起動後に潤滑オイルの液位が所定液位以下になったとしても、作業中である場合には、作業者に対する安全性を優先してエンジンを停止させずに、エンジンの作動を継続させることができる。また、例えば、エンジン起動後において潤滑オイルが実際には十分に貯留されているにも拘わらず、オイルタンクが傾斜し、潤滑オイルの液位が所定液位以下であると誤検知されたとしても、作業中である場合には、エンジンの作動を継続させることができるので、潤滑オイルの液位の誤検知によるエンジンの誤停止を防止することができる。つまり、作業者が携帯型作業機を使用して作業している最中であるか否かに応じて、エンジンの動作を制御することができるため、作業状態に起因して生じ得る潤滑オイルの液位の誤検知によるエンジンの誤停止を防止すると共に、作業者の安全性を優先したエンジンの動作制御を行うことができる。
このようにして、潤滑オイルの液位の誤検知によるエンジンの誤停止を防止すると共に作業者に対する安全性を維持することが可能な携帯型作業機を提供することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明の一実施形態による携帯型作業機の外観を示す斜視図である。
【図2】 前記携帯型作業機の起動操作時における姿勢を示した図である。
【図3】 前記携帯型作業機の要部を説明するための概念図である。
【図4】 前記携帯型作業機の作業中における姿勢の一例を示した図である。
【図5】 前記携帯型作業機の制御部の制御フローチャートである。
1・・・・ディスクカッタ
6・・・・エンジン
6c・・・点火プラグ
7・・・・オイルタンク
20・・・・傾斜角度検出部(センサ部)
21・・・・オイル液位検出部
22・・・・第1発電部
23・・・・第2発電部
24・・・・回転数検出部(センサ部)
25・・・・報知装置
26・・・・制御部
100・・・・エンジンカッタ(携帯型作業機)
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