技術分野
等速自在継手に関し、特にトリボールジョイント
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】強度的にも安定し、しかも、許容作動角を20degよりも大きくとることができる等速自在継手(高角度トリボールジョイント)を提供する。 【解決手段】一方に軸方向に延びる3本のトラック溝が周方向に120°の間隔をおいて形成された外輪と、外輪のトラック溝のそれぞれと対応する位置にポケットが形成されたトルクチューブと、トルクチューブのポケット内に組込まれてトラック溝に沿って転動可能なボールとを備えた等速自在継手である。中心軸部とトルクチューブとの干渉範囲を増大させる範囲増大構造を前記外輪とトルクチューブとの間に設けた。 【選択図】図2
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
トリボールジョイントにおいては、作動角を付与することによって、偏心して等速性を保つ機構となっている。しかしながら、外輪2とトルクチューブ4の形状から最大許容角度が制限され、高角度化は難しく許容作動角が20degが標準となっていた。許容作動角は、図8(b)(c)に示すように、トルクチューブ4のテーパ面14、15の外輪2の環状空間6の外壁面9aへの接触、トルクチューブ4のテーパ面22と外輪2の小径軸部1aとの接触、および、トルクチューブ4の孔部20の開口端部の中心軸部1への接触等によって決定される。このため、外輪2の中心軸部1とトルクチューブ4の内径面との干渉を避ける必要があるとともに、強度面を考慮すると、許容作動角が20degとなる設計が限度であった。一方、強度面を落としても、等速自在継手の高角度化の要求も多い。
そこで、本発明は、課題に鑑みて、コンパクト性を維持しつつ必要強度を確保でき、しかも、許容作動角を20degよりも大きくとることができる高角度トリボールジョイントを提供するものである。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明の等速自在継手は、底壁から中心軸部を突出させることによって一端が開口する環状空間を形成し、その環状空間の外壁面と内壁面のそれぞれに軸方向に延びる3本のトラック溝が周方向に120°の間隔をおいて形成された外輪と、その外輪の前記環状空間内に端部が組込まれ、前記トラック溝のそれぞれと対応する位置にポケットが形成されたトルクチューブと、このトルクチューブのポケット内に組込まれて前記トラック溝に・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明では、コンパクト性を維持しつつ必要強度を確保でき、しかも、許容作動角を大きくとることができるトリボールジョイントの等速自在継手を提供できる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明の等速自在継手(トリボールジョイント)の断面図である。
【図2】 図1のトリボールジョイントの要部拡大図である。
【図3】 図1のトリボールジョイントの外輪を示し、(a)は断面図であり、(b)が正面図である。
【図4】 図1のトリボールジョイントのトルクチューブの断面図である。
【図5】 図1のトリボールジョイントを示し、(a)は作動角をとっていない状態の断面図であり、(b)は許容作動角をとった状態の断面図であり、(c)は(b)と相違する方向の許容作動角をとった状態の断面図である。
【図6】 従来のトリボールジョイントの断面図である。
【図7】 従来のトリボールジョイントの一部断面で示す斜視図である。
【図8】 従来のトリボールジョイントを示し、(a)は作動角をとっていない状態の断面図であり、(b)は許容作動角をとった状態の断面図であり、(c)は(b)と相違する方向の許容作動角をとった状態の断面図である。
51 中心軸部
51a 小径軸部
51b 奥側テーパ部
51c 大径軸部
51d 開口側テーパ部
52 外輪
52b 底壁
53 ポケット
54 トルクチューブ
55 ボール
56 環状空間
57,58 トラック溝
59a 外壁面
59b 内壁面
63 円環部
64 第1テーパ部
65 第2テーパ部
66 連結軸部
67 ボス部
72 端縁テーパ部
N1 連結軸側ぬすみ部
N2 小径軸側ぬすみ部
M 範囲増大構造
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