技術分野
電動パワーステアリング装置などに組み込まれるウォーム減速機
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】ウォームホイールとウォーム軸との噛合部での摩擦を抑えることができ、かつ、付勢部材を構成するばねに破損や塑性変形が生じることを防止できる構造を実現する。 【解決手段】付勢部材20を構成する押圧部材41により、付勢部材本体40を軸方向に押圧することで、付勢部材本体40に固定された板ばね42を第二軸受20の外周面に押し付け、ウォーム軸17の軸方向他方側部をウォームホイールに近づく方向に付勢する。板ばね42は、自由状態で、付勢部材本体40に片持ち支持されているが、撓み量が増大すると、付勢部材本体40に両持ち支持され、ばね定数が段階的に大きくなる。 【選択図】図4
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ところで、電動モータからウォームホイールが固定された操舵用回転軸に補助動力が付与されると、ウォームホイールからウォーム軸に対して噛み合い反力が加わる。このような噛み合い反力がウォーム軸に加わると、該ウォーム軸の先端部がウォームホイールから離れる方向に押圧されて、付勢部材を構成するばねを変形させる。このため、ばねのばね定数の値が大きいと、ウォームホイールとウォーム軸との噛合部の面圧が過大になり、噛合部での摩擦が過大になる可能性がある。これに対し、ばねのばね定数の値が小さいと、噛合部での摩擦を抑えることはできるが、ウォーム軸に大きな噛み合い反力が加わった際に、ばねの変形量が大きくなり過ぎて、ばねが破損したり塑性変形したりする可能性がある。
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたものであり、ウォームホイールとウォーム軸との噛合部での摩擦を抑えることができ、かつ、付勢部材を構成するばねに破損や塑性変形が生じることを防止できるウォーム減速機の構造を実現することを目的としている。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明のウォーム減速機は、ハウジングと、ウォーム軸と、ウォームホイールと、第一軸受と、第二軸受と、付勢部材とを備えている。
前記ウォーム軸は、前記ハウジングの内側に配置され、かつ、前記ウォーム軸の揺動を可能に軸方向一方側の端部を電動モータのモータ出力軸に連結している。
前記ウォームホイールは、前記ハウジングの内側に配置され、前記ウォーム軸と噛み合う。
前記第一軸受は、前記ウォーム・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、ウォームホイールとウォーム軸との噛合部での摩擦を抑えることができ、かつ、付勢部材を構成するばねに破損や塑性変形が生じることを防止できる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 図1は、実施の形態の第1例にかかるウォーム減速機を備えた、ステアリング装置の部分切断側面図である。
【図2】 図2は、実施の形態の第1例を示す、図1のA−A断面図である。
【図3】 図3は、実施の形態の第1例を示す、図1のB−B断面図である。
【図4】 図4(A)及び図4(B)はそれぞれ、実施の形態の第1例に関して、図2のC−C断面に相当する図であり、図4(A)は、ウォームホイールからウォーム軸に噛み合い反力が加わっていない状態を示しており、図4(B)は、ウォームホイールからウォーム軸に大きな噛み合い反力が加わった状態を示している。
【図5】 図5は、板ばねの撓み量に応じて変化するばね定数の1例を示す概念図である。
【図6】 図6は、実施の形態の第2例を示す、図4(A)に相当する図である。
【図7】 図7(A)及び図7(B)は、実施の形態の第3例を示す、図4(A)及び図4(B)にそれぞれ相当する図である。
【図8】 図8(A)及び図8(B)は、実施の形態の第4例を示す、図4(A)及び図4(B)にそれぞれ相当する図である。
【図9】 図9(A)及び図9(B)は、実施の形態の第5例を示す、図4(A)及び図4(B)にそれぞれ相当する図である。
1 ステアリングホイール
2 ステアリングシャフト
3 ステアリングコラム
4a、4b 自在継手
5 中間シャフト
6 ステアリングギヤユニット
7 タイロッド
8 電動アシスト装置
9、9a ハウジング
10 トーションバー
11 出力シャフト
12a、12b 転がり軸受
13 ピニオンシャフト
14 トルクセンサ
15 電動モータ
16 ウォーム減速機
17 ウォーム軸
18 ウォームホイール
19 第一軸受
20 第二軸受
21、21a ガイド部材
22 付勢部材
23 第一支持軸部
24 第二支持軸部
25 ウォーム歯部
26 ウォーム軸収容部
27 ウォームホイール歯部
28 ウォームホイール収容部
29 内輪
30 外輪
31 玉
32 内輪
33 外輪
34 玉
35 底板部
36a、36b 側板部
37a、37b ガイド面
40 付勢部材本体
41 押圧部材
42、42a 板ばね
43 付勢部材収容部
44 蓋部材
45 凸円筒面
46 円筒部
47 半円柱部
48 取付部
49 取付面
50、50a 切り欠き部
51、51a、51b ストッパ面
52、52a、52b 取付ピン
53、53a 隙間
54 空間
55 コイルばね
56 弾性体
57 第一板ばね素子
58 第二板ばね素子
59 第三板ばね素子
60 第二取付面
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