技術分野
定着部材、定着装置、及び画像形成装置
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】圧縮変形と解放とを繰り返しても、表面層と弾性層との剥離が抑制された定着部材を提供すること。
【解決手段】基材110A、基材110A上に配置され、ケイ素原子に水素原子が結合した水素結合シリル基を有する第1のポリシロキサンとビニル基を有する第2のポリシロキサンとの重合体を含む弾性層110B、及び、弾性層110Bに接触して配置され、弾性層110Bと接触する側の面にビニル基を有する表面層110C、を備え、弾性層110Bと表面層110Cとの界面に、弾性層110Bの水素結合シリル基と表面層110Cのビニル基とが反応した共有結合を有する定着部材110。
【選択図】図1
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ケイ素原子に水素原子が結合した水素結合シリル基(−SiH)を有する第1のポリシロキサンとビニル基(−CH=CH
2)を有する第2のポリシロキサンとの重合体を含む弾性層の表面に直接、表面層を設ける定着部材では、圧縮変形と解放とが繰り返されると、表面層と弾性層との剥離が生じることがある。
そこで、本発明の課題は、ケイ素原子に水素原子が結合した水素結合シリル基を有する第1のポリシロキサンとビニル基を有する第2のポリシロキサンとの重合体を含む弾性層及び弾性層に接触する表面層を有する定着部材において、弾性層と接触する側の表面層の面に弾性層中の官能基と共有結合を形成する反応性基を有さない場合に比べ、圧縮変形と解放とを繰り返しても、表面層と弾性層との剥離が抑制された定着部材(以下「弾性層と表面層との接着耐久性に優れた定着部材」とも称する)を提供することである。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
課題は、以下の手段により解決される。即ち、
【発明の効果】
請求項1、2、又は3に係る発明によれば、ケイ素原子に水素原子が結合した水素結合シリル基を有する第1のポリシロキサンとビニル基を有する第2のポリシロキサンとの重合体を含む弾性層及び弾性層に接触する表面層を有する定着部材において、弾性層と接触する側の表面層の面に弾性層中の官能基と共有結合を形成する反応性基を有さない場合に比べ、弾性層と表面層との接着耐久性に優れた定着部材が提供される。
請求項4、又は5に係る発明によれば、重合体となる前における、水素結合シリル基の含有量[s]よりも、ビニル基の含有量[v]が多い場合に比べ、弾性層と表面層との接着耐久性に優れた定着部材が提供される。
請求項6、又は7に係る発明によれば、重合体となる前における、ビニル基の含有量[v]よりも、水素結合シリル基の含有量[s]が多い場合に比べ、記録媒体の凹凸追随性に優れた定着部材が提供される。
請求項8、9、又は10に係る発明によれば、ケイ素原子に水素原子が結合した水素結合シリル基を有する第1のポリシロキサン及びビニル基を有する第2のポリシロキサンの重合体を含む弾性層及び弾性層に接触する表面層を有し、弾性層と接触する側の表面層の面に弾性層中の官能基と共有結合を形成する反応性基を有さない定着部材を備える場合に比べ、弾性層と表面層との接着耐久性に優れた定着部材を備える定着装置、プロセスカートリッジ、又は画像形成装置が提供される。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)
この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】本定着部材の一例を示す模式断面図である。
【図2】第1定着装置の一例を示す概略構成図である。
【図3】第2定着装置の一例を示す概略構成図である。
【図4】本画像形成装置の一例を示す概略構成図である。
62 加圧ベルト
63 ベルト走行ガイド
64 押圧パッド
64a 前挟込部材
64b 剥離挟込部材
65 保持部材
66 ハロゲンランプ
68 摺動部材
69 感温素子
70 剥離部材
71 剥離爪
72 保持部材
80 定着装置
82 摺動部材
84 加熱ベルト
86 定着ベルトモジュール
88 加圧ロール
89A ハロゲンヒータ
89 加熱押圧ロール
90A ハロゲンヒータ
90 支持ロール
92A ハロゲンヒータ
92 支持ロール
94 姿勢矯正ロール
96 支持部材
98 支持ロール
100 画像形成装置
110 定着部材
110A 基材
110B 弾性層
110C 表面層
全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録