トリガレス音声認識の場合、マイクより入力される音声が認識対象ワードに該当するかどうかを常時判定するため、車載機のCPUに常に処理負荷がかかっている状態となる。1つの音声認識エンジンで12個の認識対象ワードに対応する場合、5%程度のCPU負荷が増加する。特許文献1のように、2つの音声認識エンジンを同時に動作させた場合、12個の認識対象ワードに対応する場合は合計24ワードとなり、10%程度のCPU負荷を増加させてしまう。
こういった状況では、音声認識処理以外の他処理のレスポンス性能が低下するという問題が生じる。例えば、ナビゲーション装置の地図描画性能(1秒当たりの描画可能フレーム数であるfps=frame per second)の低下を招くといった問題が生じてしまう。他処理のレスポンス性能の低下を抑えるためには、定常的に待ち受ける認識対象ワードの数を少なく制限する必要がある。しかしながら、このようにすると、ごく限られた数の認識対象ワードしか音声認識できないことになり、トリガレス音声認識の利便性が損なわれてしまう。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、トリガレス音声認識において定常的に待ち受ける認識対象ワードの数を少なく制限することなく、また音声認識処理以外の他処理のレスポンス性能の低下を極力抑えつつ、車載機で発生された音声による誤認識を抑制することができるようにすることを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
した課題を解決するために、本発明の音声認識装置は、認識対象ワードの全体が登録された第1音声認識辞書と、認識対象ワードの後半部分のみが登録された第2音声認識辞書とを有する。また、本発明の音声認識装置は、第1音声認識辞書を用いて、マイクより入力された外部入力音声の音声認識を行う第1音声認識部と、第2音声認識辞書を用いて、車載機で発生されスピーカから出力される前の内部発生音声の音声認識を行う第・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る