技術分野
床暖房システムに関するものであり、詳しくは、温水循環方式の床暖房システムであって、熱源としてガス熱源装置と太陽集熱器を併用することにより省エネルギー化を図るようにした床暖房システムに関するものである。
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】熱源としてガス熱源装置と太陽集熱器を併用した温水循環方式の床暖房システムであって、より一層の省エネルギー化を図ることができ、しかも、より快適な暖房効果が得られる床暖房システムを提供する。 【解決手段】床暖房システムは、放熱パネルの上面にフローリングが敷設された温水循環方式の床暖房装置1と、熱交換器53及びこれを加熱するガスバーナー54を備えたガス熱源装置5と、集熱管に通水して太陽熱により温水を生成する太陽集熱器4と、床暖房装置1とガス熱源装置5との間で温水を循環させる第1の温水循環経路と、床暖房装置1と太陽集熱器4との間で温水を循環させる第2の温水循環経路と、第1の温水循環経路と第2の温水循環経路とを切り替える流路切替機構および制御手段9とを備え、かつ、床暖房装置1のフローリングが、裏面側に潜熱蓄熱材が収容された蓄熱機能を有するフローリングである。 【選択図】図1
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ところで、太陽熱を利用した従来の床暖房システムは、太陽集熱器で得られた熱を給湯に利用することにより、ガス熱源装置におけるガス消費量の低減を企図したものであるが、床暖房においてホットダッシュ運転を行った場合は、短時間で暖房効果が得られる反面、温水の温度を高める分だけガス消費量が増加するという問題が生じる。更に、ホットダッシュ運転を行うシステムでは、廊下、浴室などの開放された空間や温度変化の大きな居室では床が暖まっているにも拘わらず、室温が設定温度まで達しないため、高温の温水が必要以上に床暖房装置へ供給され、その結果、ガス消費量を低減できず、しかも、床の過剰な温度上昇を惹起することもある。
また、床暖房システムにおいては、例えば複数の居室に対し、放熱特性の異なる複数の床暖房装置を使用し、これらを並列に繋いで共通のガス熱源装置から温水を供給した場合、床表面の温度上昇速度が床暖房装置の放熱特性によって相違するため、一定時間のホットダッシュ運転を行った場合でも、居室によって床表面の温度にばらつきが生じる。
本発明は、の実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、熱源としてガス熱源装置と太陽集熱器を併用した温水循環方式の床暖房システムであって、より一層の省エネルギー化を図ることができ、しかも、より快適な暖房効果が得られる床暖房システムを提供することにある。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
の課題を解決するため、本発明においては、昼間は太陽集熱器で得られた温水を床暖房装置に直接供給し、夜間などはガス熱源装置で得られた温水を床暖房装置に供給すると共に、床暖房装置のフローリングとして、潜熱蓄熱材が収容された蓄熱機能を有するフローリングを使用し、太陽熱の一部を床暖房装置において蓄熱しておくことにより、熱源を太陽集熱器からガス熱源装置に切り替えた際、ホットダッシュ運転を行うことなく・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明に係る床暖房システムによれば、太陽集熱器で得られた温水を床暖房装置に直接供給し、また、フローリング内の潜熱蓄熱材に蓄熱できるため、熱源を太陽集熱器からガス熱源装置に切り替えた際、ホットダッシュ運転を行うことなく、ガス熱源装置による定常運転を行うことができ、その結果、ガス消費量を更に低減でき、より一層の省エネルギー化を図ることができる。しかも、太陽集熱器による運転の後は、フローリングの潜熱蓄熱材に予め蓄えた熱によってフローリングの温度低下を少なくすることができ且つフローリング自体の温度を均等に維持できるため、ガス熱源装置による運転に切り替えた場合に、床の過剰な温度上昇や床表面の温度のばらつきを防止できる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明に係る床暖房システムの主要な構成を示すフロー図である。
【図2】 本発明に係る床暖房システムに使用される床暖房装置の放熱パネルの一例を示す図であり、表面の放熱シートを除いて内部を示した平面図である。
【図3】 放熱パネルの構造を示す図2におけるA−A破断図およびフローリングの側面図である。
【図4】 床暖房システムに使用される床暖房装置のフローリングの一例を背面側から示した斜視展開図である。
【図5】 床暖房装置のフローリングの他の例を示す部分的な平面図およびそのB−B破断図である。
【図6】 床暖房装置のフローリングの他の例を示す部分的な平面図およびそのB−B破断図である。
【図7】 床暖房装置のフローリングの他の例を示す部分的な平面図およびそのB−B破断図である。
【図8】 性能評価試験に使用した実施例としての試験システムの概要を示すフロー図である。
【図9】 性能評価試験における床暖房の運転スケジュールを示すグラフである。
【図10】 図8の試験システム(実施例)の暖房効果を示すグラフである。
【図11】 従来システム(比較例)の暖房効果を示すグラフである。
1 :床暖房装置
2 :放熱パネル
21:発泡樹脂成形体
22:通水管
23:根太状部材
24:放熱シート
25:伝熱部材
26:ヘッダー
3 :フローリング
31:凹部
32:蓄熱材
32b〜32d:蓄熱材
33:袋
34:リブ
3S:蓄熱シート
33a:樹脂シート
33b:積層シート
4 :太陽集熱器
4s:恒温水発生装置(試験システムの疑似太陽熱)
5 :ガス熱源装置
51:給湯用熱交換器
52:給湯用バーナー
53:暖房用熱交換器
54:暖房用バーナー
55:ポンプ
61〜64:流路
65:流路(往き管)
66:流路(戻り管)
67,68:流路
81,82:流路
9 :制御手段
91、92:三方切替弁(流路切替機構)
93,94:三方切替弁
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