特開2019-193461IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

車両駆動装置に関し、特に、2つのモータの動力を遊星機構で合流させる車両駆動装置

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】2つのモータの動力を遊星機構で合流させて駆動力を得る車両駆動装置において2つのモータの回転により発生する騒音を低減する。
【解決手段】車両駆動装置は、第1モータ11と第2モータ12と遊星機構20を備えており、第1モータ11と第2モータ12から得られる動力を遊星機構20が備える遊星歯車22で合流させて駆動力を得る。車両駆動装置は、第1モータ11の回転により発生する音と第2モータ12の回転により発生する音の周波数比が不協和の低減条件を満たす設計値と制御量の少なくとも一方を備える。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

2つのモータの動力を遊星機構で合流させて駆動力を得る際に、2つのモータの回転運動差によりうなり音などの騒音が発生する場合がある。例えば、特許文献2では、噛み合い音の周波数と歯付きベルトの振動音の周波数との偏差が所定範囲内にある場合にうなりが発生すると予測して制御を実行しているが、所定範囲内が例えば20Hz以下と極めて限定的な範囲に限られている。そのため、遊星機構を利用する装置に特許文献2の制御を適用しても、2つのモータの回転運動差に伴う騒音を実用的に満足できるレベルで低減することはできない。 本発明の目的は、2つのモータの動力を遊星機構で合流させて駆動力を得る車両駆動装置において、2つのモータの回転により発生する騒音(例えば聴感として目立つ2つの音の不協和の程度)を低減することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の具体例の一つである車両駆動装置は、第1モータの動力と第2モータの動力を遊星機構で合流させて駆動力を得る車両駆動装置であって、前記第1モータの回転により発生する音と前記第2モータの回転により発生する音の周波数比が不協和の低減条件を満たす設計値と制御量の少なくとも一方を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
本発明により、2つのモータの動力を遊星機構で合流させて駆動力を得る車両駆動装置において、2つのモータの回転により発生する騒音(例えば聴感として目立つ2つの音の不協和の程度)が低減される。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】車両駆動装置の具体例を示す図である。

【図2】2つのモータの回転により発生するうねりを説明するための図である。

【図3】2つの音の不協和を説明するための図である。

【図4】臨界帯域を説明するための図である。

【図5】2つの周波数に関連する設計値と制御量の具体例を示す図である。

【図6】かみ合い1次音の不協和度を説明するための図である。

【図7】回転数差の制御による不協和度の低減を説明するための図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

11 第1モータ、12 第2モータ、20 遊星機構、22 遊星歯車。

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