特開2019-203147IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

MnBi系磁性材料の製造方法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】原料粉体が酸化被膜を有する場合であっても、MnBi強磁性相の生成量が低減しにくい、MnBi系磁性材料の製造方法を提供する。
【解決手段】被焼結体準備工程としての混合工程(ステップS11)において、マンガン質原料の粉体と、ビスマス質原料の粉体とを混合した原料粉体を、焼結の対象である被焼結体として準備する。原料粉体を構成するマンガン質原料の粉体と、ビスマス質原料の粉体との少なくとも一方の粉体は、その粉体を構成する粒子が酸化被膜で覆われた被覆構造を有する。次に、磁場中焼結工程(ステップS12)において、被焼結体に磁場を加えながら被焼結体を焼結させる。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

上述した原料粉体は、塊状の材料に比べて比表面積が大きいため、空気に触れると容易に酸化する。即ち、原料粉体を構成する粒子の表面に、酸化物よりなる酸化被膜が形成され易い。原料粉体に酸化被膜が形成されていると、焼結の際に、MnBi強磁性相の生成が酸化被膜によって阻害され、MnBi強磁性相の生成量が低減してしまう。 本発明の目的は、原料粉体が酸化被膜を有する場合であっても、MnBi強磁性相の生成量が低減しにくい、MnBi系磁性材料の製造方法を提供することである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明に係るMnBi系磁性材料の製造方法は、 マンガン質原料の粉体と、ビスマス質原料の粉体とを含み、前記マンガン質原料の粉体と、前記ビスマス質原料の粉体との少なくとも一方の粉体が、該粉体を構成する粒子が酸化被膜で覆われた被覆構造を有する原料粉体、又は前記原料粉体を成形した成形体を、焼結の対象である被焼結体として準備する被焼結体準備工程と、 前記被焼結体に磁場を加えながら前記被焼結体を・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
製造方法によれば、被焼結体を焼結させる際に、被焼結体に磁場を加えることにより、MnBi強磁性相の形成に必要な活性化エネルギーが低下する。このため、原料粉体が酸化被膜を有する場合であっても、MnBi強磁性相の生成量が低減しにくい。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】実施形態1に係るMnBi系磁石の製造方法を示すフローチャート。

【図2】実施形態2に係るMnBi系磁石の製造方法を示すフローチャート。

【図3】酸化被膜を有するビスマス質原料の粉体の外観を示す写真。

【図4】酸化被膜を有するビスマス質原料の粉体のX線回折パターンを示すグラフ。

【図5】実施例及び比較例に係る焼結結果物のX線回折パターンを示すグラフ。

【図6】実施例に係る焼結結果物の磁気履歴曲線を示すグラフ。

【図7】比較例に係る焼結結果物の磁気履歴曲線を示すグラフ。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

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