特開2019-216070IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

この発明は車両、船舶、航空機、機械装置等における電線の芯線露出部を防水する技術

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】過度の冷熱環境下等においても、内部防水部の割れを抑制することを目的とする。
【解決手段】電線の芯線露出部の防水構造20は、芯線露出部12aを有する電線10と、芯線露出部12aの周囲を覆うように設けられ芯線露出部12aを防水する内部防水部21と、内部防水部21の周りに外部空間と仕切られた空間Sを形成する外装部材30とを備える。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、過度の冷熱環境下においては、保護キャップ内において硬化したシール剤に割れが生じてしまう恐れがある。 そこで、本発明は、過度の冷熱環境下等においても、内部防水部の割れを抑制することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題を解決するため、第1の態様に係る電線の芯線露出部の防水構造は、芯線露出部を有する電線と、前記芯線露出部の周囲を覆うように設けられ前記芯線露出部を防水する内部防水部と、前記内部防水部の周りに外部空間と仕切られた空間を形成する外装部材とを備える。
【発明の効果】
第1の態様によると、外装部材によって内部防水部の周りに外部空間と仕切られた空間が形成される。周囲の温度変化が内部防水部に伝わり難くなり、過度の冷熱環境下等においても、内部防水構造の割れを抑制することができる。 第2の態様によると、内部防水部の周囲全体において外部の熱が内部防水部に伝わり難くなり、内部防水部の割れを有効に抑制できる。 第3の態様によると、内部防水部の周りに、隙間が1mm以上となる部分を含む空間が形成されるため、周囲の温度変化がより内部防水部に伝わり難くなり、内部防水構造の割れをより抑制することができる。 第4の態様によると、外装部材が変形し難くなり、空間の厚みを維持し易い。 第5の態様によると、外装部材を容易に形成できる。 第6の態様によると、輻射熱を反射し易くなり、輻射熱の影響による温度変化を抑制できる。 第7の態様によると、電線の端部の芯線露出部を、内部キャップと、内部キャップ内に充填固化された止水剤とによって、防水することができる。 第8の態様によると、内部キャップ内において硬化液面よりも上側の位置で、空間を確保し易い。 第9の態様によると、内部キャップの外周面を、その外周面に対して間隔をあけた状態で、外部キャップで囲むことによって、内部キャップの周囲に空間を形成することができる。 第10の態様によると、外部キャップの開口側端部は、芯線露出部を囲む部分の内径よりも小さい内径となる部分を含むため、芯線露出部の周囲に空間を確保し易い。 第11の態様によると、複数の環状突部の間で空間を形成することができ、その空間の存在によって、外部の熱が芯線露出部に熱が伝わり難くすることができる。 第12の態様によると、外部キャップの開口縁部が内部キャップの開口縁部の位置に合せられているため、内部キャップの先端側で空間を確保し易い。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】電線の芯線露出部の防水構造を示す部分断面図である。

【図2】電線の芯線露出部の防水構造の製造方法の一例を示す説明図である。

【図3】電線の芯線露出部の防水構造の製造方法の一例を示す説明図である。

【図4】電線の芯線露出部の防水構造の製造方法の一例を示す説明図である。

【図5】第1変形例に係る電線の芯線露出部の防水構造を示す部分断面図である。

【図6】第2変形例に係る電線の芯線露出部の防水構造を示す部分断面図である。

【図7】第3変形例に係る電線の芯線露出部の防水構造を示す部分断面図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

10 電線   12a 芯線露出部   20 防水構造   21 内部防水部   22 内部キャップ   26 止水剤   26F 硬化液面   30 外装部材   32、132 外部キャップ   33、133 開口側端部   33p 環状突部   33q 環状凹部   40 粘着テープ   230、330 空間内包部材   S 空間   T 空間

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