技術分野
衛生陶器用の中間層組成物、衛生陶器、及び衛生陶器の製造方法
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】衛生陶器の「深み」をより向上できる中間層組成物。
【解決手段】陶器素地と前記陶器素地の表面に位置する上釉層との間に位置する中間層を形成する中間層組成物において、釉原料を含む中間層原料が水に分散されたスラリーであり、下記測定方法Iで測定される第二溶融温度が1090〜1230℃である、衛生陶器用の中間層組成物。
<測定方法I>
アルミナ粉末を基準物質とし、衛生陶器用の中間層組成物の乾燥物を試料粉末としてDTA曲線を求め、前記DTA曲線の700℃超の領域において、前記試料粉末の温度から前記基準物質の温度を減じた値ΔTを示す電位差ΔVが、小さくなる最初の変曲点における前記基準物質の温度を第一溶融温度とし、前記第一溶融温度よりも高温側の領域において、前記電位差ΔVが、大きくなる最初の変曲点における前記基準物質の温度を第二溶融温度とする。
【選択図】なし
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
品位を表す指標の一つに「深み」が挙げられる。「深み」とは、衛生陶器の表面の上釉層における奥行の深さの表現であり、人間の視覚で認められる。「深み」が認められる衛生陶器は、高品位の印象を与える。
しかしながら、特許文献1の発明では、衛生陶器の「深み」について考慮されていなかった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、衛生陶器の「深み」をより向上できる中間層組成物を目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
一般に、写像性が高い衛生陶器は、衛生陶器の表面に映り込んだ像が鮮明であり、高品位の印象を与えやすい。しかし、本発明者等が鋭意検討した結果、写像性が高い衛生陶器は、奥行の深さが感じられるとは限らず、「深み」との相関性は見出せなかった。本発明は、写像性とは異なる観点から衛生陶器の高級感や品位を求めるものである。
【発明の効果】
本発明の衛生陶器用の中間層組成物によれば、衛生陶器の「深み」をより向上できる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】本発明の一実施形態による衛生陶器の断面図である。
【図2】本発明の一実施形態による衛生陶器の中間層のDTA曲線の一例である。
1 衛生陶器
10 陶器素地
20 中間層
30 上釉層
C1 TG曲線
C2 DTA曲線
P1 第一変曲点
P2 第二変曲点
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