技術分野
空調・給湯・冷凍機などに搭載される圧縮機に関するものであり、特に放熱により摺接部の潤滑性を改善した信頼性向上に関するものである。
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】信頼性を向上することの可能な圧縮機を提供する。 【解決手段】ハウジング1は、耐圧容器を構成する。電動機部3は、ハウジング1の内側に形成される電動機室10に収容される。フレーム5は、ハウジング1の内側に設けられ、ハウジング1の内壁に当接または固定される。圧縮機構部6は、ハウジング1の内側でフレーム5に対して電動機部3とは反対側に配置され、作動媒体を圧縮するための容積変化が行われる圧縮室を形成する。可動部材7は、フレーム5に設けられた軸受け部501に回転自在に摺接し、電動機部3で発生したトルクを圧縮機構部6へ伝達する。そして、ハウジング1およびフレーム5の少なくとも一方の熱伝導率は、可動部材7の熱伝導率より高く、圧縮機構部6を構成する少なくとも一つの部品の熱伝導率より高い。 【選択図】図1
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
空調機器で使用される作動媒体を低圧状態から高圧状態に圧縮する圧縮機部と、その圧縮機部の駆動源である電動機部を内蔵する圧縮機において、圧縮機の内部で発熱する部位は、電動機と、圧縮機部の摺接部と、作動媒体の圧縮を行う圧縮室である。信頼性の観点からは、それらの熱は、早期に圧縮機外へ放熱した方が良好な信頼性を確保できる。特に摺接部における信頼性確保には、潤滑剤の油膜を確保することが重要であるため、摺接部の温度を下げ、潤滑剤の粘度を高い状態で保持することが重要となる。
また、圧縮機において、近年利用が増加しているヒートポンプサイクルのヒートポンプ能力の維持向上は、ユーザ目線での対応として欠くことが出来ない事項である。
上述した特許文献1に記載の構造は、DLCの耐摩耗性が優れるため、摺接部の信頼性が向上できる。しかしながら、DLCコーティングを実施する工数が別途必要であり、またDLC自体も高価であるためコスト面で不利になる。
これに対して、特許文献2に記載の構造では、摺接部の熱を放熱により低減し、潤滑剤の粘度低下を防ぐことで油膜形成性の向上が図られており、別途工数を必要とせずに信頼性の向上ができる。
しかしながら、熱移動量は、温度差と熱移動部の表面積で決まるため、特にハウジングの内部が高圧ドームの場合は、ハウジングの内部の温度が高いため、摺接部位を有するフレームとハウジングの内部との温度差が少なくなり、放熱性が抑制されて不利となる。
そして、摺接部の放熱先が圧縮機のハウジングの内部であり、信頼性を向上させたい摺接部近傍に放熱しているため、放熱性が低下する懸念があり、摺接部位を有する部品の表面積の増加は、摺接部位の温度を下げるには有効な方法とは言えない。
本発明は、の問題に鑑みてなされたもので、摺接部で生じた摩擦熱および圧縮熱など摺接部周辺の熱を圧縮機構および圧縮機の外に放熱することで、摺接部における潤滑剤の油膜形成性を向上して、信頼性の向上が可能な圧縮機を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、
作動媒体を圧縮して吐き出す圧縮機において、
耐圧容器を構成するハウジング(1)と、
ハウジングの内側に形成される電動機室(10)に収容される電動機部(3)と、
ハウジングの内側に設けられ、ハウジングの内壁に当接または固定されるフレーム(5)と、
ハウジングの内側でフレームに対して電動機部とは反対側に配置され、作動媒体を圧縮・・・ 続きを
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この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 第1圧縮機の断面図である。
【図2】 第2圧縮機の一部を示す断面図である。
【図3】 第2圧縮機の一部を示す断面図である。
【図4】 第2圧縮機の一部を示す断面図である。
【図5】 第3圧縮機の一部を示す断面図である。
【図6】 第3実施形態の変形例1に係る圧縮機の一部を示す断面図である。
【図7】 第3実施形態の変形例2に係る圧縮機の一部を示す断面図である。
【図8】 第3実施形態の変形例3に係る圧縮機の一部を示す断面図である。
【図9】 第3実施形態の変形例4に係る圧縮機の一部を示す断面図である。
【図10】 第3実施形態の変形例5に係る圧縮機の一部を示す断面図である。
【図11】 第4圧縮機の一部を示す断面図である。
【図12】 第4実施形態の変形例に係る圧縮機の一部を示す断面図である。
【図13】 第4実施形態およびその変形例において、なじみを説明するためのイメージ図である。
【図14】 第5圧縮機の一部を示す断面図である。
【図15】 第5実施形態の変形例1に係る圧縮機の一部を示す断面図である。
【図16】 第5実施形態の変形例2に係る圧縮機の一部を示す断面図である。
【図17】 第6圧縮機の断面図である。
【図18】 第7圧縮機の一部を示す断面図である。
1 ハウジング
3 電動機部
5 フレーム
6 圧縮機構部
7 可動部材
10 電動機室
501 軸受け部
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