特開2020-146877IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

連続繊維強化樹脂部材の製造方法に係り、特に、吸音パネルとして有利に用いられる、貫通孔を有する連続繊維強化樹脂部材を有利に製造することが出来る方法に関するものである。

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】機械的強度に優れた、貫通孔を有する連続繊維強化樹脂部材を有利に製造することが出来る方法を提供すること。
【解決手段】樹脂シートと、隣り合う連続繊維が離間せしめられていることにより、それら連続繊維間において空隙を有する連続繊維シートと、軸方向垂直断面における最大長さが連続繊維シートの空隙における最小幅より小さい貫通孔形成用ピンとを用いて、a)樹脂シート上に連続繊維シートを配置せしめてなる積層物に対して、積層物における連続繊維シートの空隙に対応する部位に貫通孔形成用ピンを突き刺す工程Iと、b)積層物に対して熱プレスが実施される工程IIとを経て、目的とする連続繊維強化樹脂部材を得る。
【選択図】図5

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ここにおいて、本発明は、かかる事情を背景にして為されたものであって、その解決すべき課題とするところは、機械的強度に優れた、貫通孔を有する連続繊維強化樹脂部材を有利に製造することが出来る方法を提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

そして、本発明は、そのような課題を解決するために、1)樹脂シートと、2)隣り合う連続繊維が離間せしめられていることにより、それら連続繊維間において空隙を有する連続繊維シートと、3)軸方向垂直断面における最大長さが、前記連続繊維シートの空隙における最小幅より小さい貫通孔形成用ピンと、を用いて、a)前記樹脂シート上に前記連続繊維シートを配置せしめてなる積層物に対して、該積層物における前記連続繊維・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
このように、本発明に従う連続繊維強化樹脂部材の製造方法においては、樹脂シートと、空隙を有する連続繊維シートと、所定の貫通孔を形成するためのピン(貫通孔形成用ピン)とが用いられ、樹脂シートと連続繊維シートとからなる積層物における、連続繊維シートの空隙に対応する部位に、貫通孔形成用ピンを突き刺す工程と、積層物全体を熱プレスに供する工程とを有するものである。このような構成に係る本発明の製造方法に従うことにより、連続繊維シートが内在せしめられた連続繊維強化樹脂部材であって、連続繊維シートを構成する連続繊維が部分的に欠損させたり、破断させることなく、貫通孔が形成されてなるものを、有利に製造することが出来る。従って、本発明により得られる、貫通孔を有する連続繊維強化樹脂部材にあっては、貫通孔を有さないこと以外は同じ構成を有する連続繊維強化樹脂部材と、同程度か、若しくは僅かに劣る程度の、優れた機械的強度を発揮することとなるのである。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の製造方法に従って製造された連続繊維強化樹脂部材の一例を示す平面図である。

【図2】図1の連続繊維強化樹脂部材中に内在する連続繊維シートを示す平面図である。

【図3】図1に示す連続繊維強化樹脂部材を製造する際に用いられる貫通孔形成用ピンの一例を示す正面図である。

【図4】図3の貫通孔形成用ピンの裏面図である。

【図5】本発明に従って連続繊維強化樹脂部材を製造する際の、工程の流れの一例を示す説明図である。

【図6】本発明に従って連続繊維強化樹脂部材を製造する際の、工程の流れの他の一例を示す説明図である。

選択図 図5出願人が指定した本件の代表的な図

10 吸音パネル   12 貫通孔   14 連続繊維シート   16 貫通孔形成用部材   20 ピン   28 樹脂シート  

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