技術分野
例えば沖積地盤における山留め壁の側圧評価方法および側圧評価装置に関するものである。
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】各次掘削段階についてより現実に即した掘削側側圧の深度分布を簡易に求めることのできる山留め壁の側圧評価方法および側圧評価装置を提供する。
【解決手段】地盤を所定の掘削幅B、奥行きL、深さhで掘削した際の山留め壁3に作用する掘削側側圧を評価する方法であって、ランキン・レザール法による計算式に、山留め壁3から掘削側に所定の距離だけ離れた位置における鉛直応力σzを適用して、各次掘削段階の掘削側側圧を求めるようにする。鉛直応力σzは、掘削して排土される掘削土塊1を除荷重として根切り底面2に作用させる場合の根切り底面2から所定の深さzにおける鉛直応力であって、掘削前の一次元鉛直土被り圧からSteinbrennerの応力解による除荷応力を差し引いて求めることが好ましい。地盤が沖積地盤であり、鉛直応力σzは、山留め壁3から掘削側に掘削幅Bの0.1倍の距離だけ離れた位置における鉛直応力が好ましい。
【選択図】図1
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
このため、沖積地盤の山留め壁において、各次掘削段階についてより現実に即した掘削側側圧の深度分布を簡易に求めることのできる方法が求められていた。
本発明は、に鑑みてなされたものであって、各次掘削段階についてより現実に即した掘削側側圧の深度分布を簡易に求めることのできる山留め壁の側圧評価方法および側圧評価装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る山留め壁の側圧評価方法は、地盤を所定の掘削幅、奥行き、深さで掘削した際の山留め壁に作用する掘削側側圧を評価する方法であって、ランキン・レザール法による計算式に、山留め壁から掘削側に所定の距離だけ離れた位置における鉛直応力を適用して、各次掘削段階の掘削側側圧を求めることを特徴とする。
【発明の効果】
本発明に係る山留め壁の側圧評価方法によれば、地盤を所定の掘削幅、奥行き、深さで掘削した際の山留め壁に作用する掘削側側圧を評価する方法であって、ランキン・レザール法による計算式に、山留め壁から掘削側に所定の距離だけ離れた位置における鉛直応力を適用して、各次掘削段階の掘削側側圧を求めるので、各次掘削段階についてより現実に即した掘削側側圧の深度分布を簡易に求めることができるという効果を奏する。
また、本発明に係る他の山留め壁の側圧評価方法によれば、鉛直応力は、掘削して排土される掘削土塊を除荷重として根切り底面に作用させる場合の根切り底面から所定の深さにおける鉛直応力であって、掘削前の一次元鉛直土被り圧からSteinbrennerの応力解による除荷応力を差し引いて求められるので、掘削側側圧の評価に用いる鉛直応力を簡易に求めることができるという効果を奏する。
また、本発明に係る他の山留め壁の側圧評価方法によれば、地盤が沖積地盤であり、鉛直応力は、山留め壁から掘削側に掘削幅の0.1倍の距離だけ離れた位置における鉛直応力であるので、評価の精度を高めることができるという効果を奏する。
また、本発明に係る山留め壁の側圧評価装置によれば、地盤を所定の掘削幅、奥行き、深さで掘削した際の山留め壁に作用する掘削側側圧を評価する装置であって、ランキン・レザール法による計算式に、山留め壁から掘削側に所定の距離だけ離れた位置における鉛直応力を適用して、各次掘削段階の掘削側側圧を求めるので、各次掘削段階についてより現実に即した掘削側側圧の深度分布を簡易に求めることができるという効果を奏する。
また、本発明に係る他の山留め壁の側圧評価装置によれば、鉛直応力は、掘削して排土される掘削土塊を除荷重として根切り底面に作用させる場合の根切り底面から所定の深さにおける鉛直応力であって、掘削前の一次元鉛直土被り圧からSteinbrennerの応力解による除荷応力を差し引いて求められるので、掘削側側圧の評価に用いる鉛直応力を簡易に求めることができるという効果を奏する。
また、本発明に係る他の山留め壁の側圧評価装置によれば、地盤が沖積地盤であり、鉛直応力は、山留め壁から掘削側に掘削幅の0.1倍の距離だけ離れた位置における鉛直応力であるので、評価の精度を高めることができるという効果を奏する。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】図1は、本発明におけるSteinbrennerの応力解による鉛直除荷応力の計算モデルを示す図である。
【図2】図2は、最終掘削時における山留め壁変位の実測値と計算値(実施例)を示す図である。
【図3】図3は、山留め壁から0.1B離れた位置における鉛直除荷応力の補正係数(α)を示す図である。
【図4】図4は、山留め壁から0.1B離れた位置における鉛直除荷応力の補正係数(1−α)を示す図である。
【図5】図5は、従来の軟弱な沖積粘性土が主体の地盤を掘削する事例を示す図であり、(1)は平面図、(2)は断面図である。
【図6】図6は、従来の最終掘削時における山留め壁変位の実測値と計算値を示す図である。
1 掘削土塊
2 根切り底面
3 山留め壁
L 奥行き
B 掘削幅
h 掘削深さ
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