特開2020-199680IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

既設の下水道管やトンネルなどの管状体を更生する方法に関し、特に管状体の内周に沿って帯状部材を螺旋管状にライニングする更生方法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】繊維体を含む面状補強材を備えた帯状部材によって更生管を製管する際に繊維体が破壊されるのを防止する。
【解決手段】合成樹脂からなる帯本体11と、繊維体21を含む面状補強材20とを備えた帯状部材10を用意する。面状補強材20の個別中立軸L20は帯本体11の中立軸L11からずれている。帯状部材10全体の複合中立軸L10が個別中立軸L20へ近づくように帯状部材20を加熱する。加熱後又は加熱と併行して、帯状部材20を管状体1の内周に沿う螺旋管状に製管する。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

PVCなどの合成樹脂のみからなる帯状部材は、比較的製管しやすい一方で、更生管としての所要強度を確保することが難しい場合がある。スチールなどの金属製の補強材を含む帯状部材は、剛性が高くなる一方で、重量が増し、かつ製管機への負荷が大きくなり、製管が容易でない。
そこで、発明者等は、繊維体を含む面状補強材によって帯状部材を補強することを発案した(特願2018−230465)。しかし、製管の曲率によっては、繊維体に作用する発生応力が許容応力を越えてしまい、繊維体が破壊されるおそれがある。
本発明は、かかる事情に鑑み、繊維体を含む面状補強材を備えた帯状部材に曲率を付与して製管する際に繊維体が破壊されるのを防止することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

前記課題を解決するため、本発明は、既設の管状体を更生する方法であって、合成樹脂からなる帯本体と、繊維体及び該繊維体を固定する合成樹脂からなる母材を含む面状補強材とを備えた帯状部材を用意し、前記帯状部材の帯長方向と直交する断面における前記面状補強材の個別中立軸が、前記帯本体の中立軸からずれており、 前記帯状部材全体の複合中立軸が前記個別中立軸へ近づくよう、前記帯状部材を加熱し、 前記加・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、繊維体を含む面状補強材を備えた帯状部材に曲率を付与して更生管を作製する際に繊維体が破壊されるのを防止することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】図1は、本発明の第1方法で更生中の既設管状体を示す側面断面図である。

【図2】図2は、図1に現れた帯状部材のII−II線に沿う断面図である。

【図3】図3は、図1の円部IIIの拡大断面図である。

【図4】図4は、図2の円部IVの拡大断面図である。

【図5】図5は、図4のV−V線に沿う平面図である。

【図6】図6は、本発明の第2実施形態を示し、更生中の既設管状体の側面断面図である。

【図7】図7は、本発明の第3実施形態を示し、帯状部材の断面図である。

【図8】図8は、本発明の第4実施形態において帯状部材を加熱する様子を示す解説側面図である。

【図9】図9は、実施例1の解析に適用した帯状部材の断面図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

L10 複合中立軸   L11 帯本体の中立軸   L20 個別中立軸   1 管状体   3 更生管   4 発進人孔   5 ドラム   6 運搬用トラック   7 コンテナ   10 帯状部材   11 帯本体   11a 表側面   12 主帯部   13 第1嵌合部   14 第2嵌合部   15 リブ   15f フランジ   20 面状補強材   20a 表側面   21 繊維体   22 経繊維材   23 緯繊維材   25 接着剤   29 母材   30 元押し式製管機   40 熱風吹出し機(加熱手段)   41 ノズル   43 電熱ヒーター(加熱手段)   44 蒸気加熱機(加熱手段)

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