特開2020-203969IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

着色成分としてカーボンブラック及び/または有機顔料と、液媒体として水と、剪断減粘性付与剤として多糖類とを少なくとも含有するボールペン用水性インキ組成物

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】長距離筆記後においても手脂成分で汚染された紙面への筆記で、線飛び現象が発生しないボールペン用水性インキ組成物を提供する。
【解決手段】少なくともカーボンブラックまたは有機顔料と、水と、多糖類と、2−メチルペンタン−2,4−ジオールと、アルミナ粒子と、固形分酸価が1以上100未満であるスチレン−アクリル酸樹脂エマルションを含有するボールペン用水性インキ組成物。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特許文献1に記載の発明によるインキ組成物は、初期の筆跡乾燥性は良好であるものの、顔料の分散性が不安定なため、筆記による吐出量の変化などで手脂が付着した面への筆記の安定性が悪化して、線飛び現象が発生してしまうことがあった。特許文献2に記載の発明によるインキ組成物は、初期においては、手脂が付着した面へ良好に筆記できるが、筆記し続けるとインキ終了時まで受座の摩擦抵抗を減少させることが難しく特に手脂の多い面では線飛び現象の防止性能が不十分になりやすかった。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、カーボンブラック及び/または有機顔料と、水と、多糖類と、2−メチルペンタン−2,4−ジオールと、アルミナ粒子と固形分酸価が1以上100未満であるスチレン−アクリル酸樹脂エマルションとを少なくとも含有するボールペン用水性インキ組成物を第一の要旨とし、更に、中心粒径が0.15μm以上0.4μm未満のアルミナ粒子を含有するボールペン用水性インキ組成物を第二の要旨とする。
【発明の効果】
本発明は、筆跡乾燥性に優れながら顔料の分散性が安定なため、筆記によるインキの吐出量がインキ終了時まで安定であり、このことと受座の摩擦抵抗もインキ終了時まで減少させることができることから、特に手脂の多い面でも安定した筆記線を形成し続けることができるボールペン用水性インキ組成物を得ることができた。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】一筆記具を示す縦断面図である。

【図2】図1に示す筆記具に用いられるリフィルを示す縦断面図である。

【図3】図2におけるI部を示す拡大断面図である。

【図4】試験用ボールペンチップの縦断面図である。

【図5】図4のII−II’線断面矢視図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 ボールペンチップ   2 ボール   3 ボールホルダ   4 貫通孔   5 チップホルダ   6 インキ収容管   7 インキ組成物   8 インキ逆流防止体   9 コイルスプリング   10 フロート   11 ボールハウス部   12 中孔   13 後孔   14 内方突出部   15 先端開口部   16 放射状溝   17 ボール受座   18 軸筒   19 前軸   20 後軸   21 頭冠   22 ノック   23 回転子   24 弾発部材   25 クリップ   100 筆記具   200 リフィル   300 外挿体   A ボール径   B 先端開口部径   C 先端開口部隙間幅   D ボール突出長さ   E ボール前後方向移動量   F ボールハウス部径   G クリーナー径   H 中孔径   I 中孔部長さ   J 後孔径   K 放射状溝幅   L 先端部外径   M 球面受け座外径   N 放射状溝径   O 放射状溝深   α カシメ角度   β ボール受け座開き角度  

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