特開2020-27833IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

落下防止及び排熱効率の向上を考慮した、電子機器の筐体及び電子機器に関するものである。

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】
高所での作業であっても扱いやすい軽量で落下防止構造のカバーを備え、同時に、滞りなく空気が流通し内部の熱を効率よく外部へ逃がすことのできる排熱効果の高い電子機器の筐体及び電子機器を実現する。
【解決手段】
保護カバーを、板をL字形状に曲折させた構造とすることで保護カバーの落下防止と装置の軽量化を実現でき、さらに保護カバーの上面カバー板と本体との間に隙間を持たせ、装置の下部を大きく開口させることで排熱効果を向上させる。
【選択図】 図4

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特許文献1には、3軸の加速度測定器を構造物に設置し、一台または複数台の加速度センサからの加速度情報をコントローラーに送信し、コントローラーにより高精度な疲労損傷評価を行う装置が記載されている。高速道路等の情報板のように、広域ネットワークの配線が敷設される構造物の場合は、構造物の加速度情報を常時広域ネットワークに送信することが容易である。そして、特許文献1の評価装置を、広域ネットワークを使用したシステムとして成立させ、疲労損傷評価サーバー等のデータ処理装置により一元管理することができる。このとき、中継処理を行う電子機器を情報板の支柱等に設置し、センサからの情報を収集して圧縮や変換、解析を行い、広域ネットワークを経由して出力データを疲労損傷評価サーバーへ送信することが考えられる。 しかし、高速道路等の情報板のような構造物の場合、中継処理装置は支柱上部等の高所に設置される場合がある。そのため、機器の設置やメンテナンスの際にカバー等の部品が落下しないように配慮することが必要である。また、高所で作業者が作業しやすいように軽量化や配線、操作のしやすさ等にも配慮が必要である。さらに、中継処理装置は複数の加速度センサ等に電力を供給する電源が備えられており、そのうえ雨滴や粉塵等を避ける目的で密閉性のある外箱内に設置されるため温度が上昇しやすい。そのため、電子部品の過熱により故障の発生確率が高まることがある。中継処理装置の筐体は十分な排熱効率を備えている必要がある。 そこで本発明は、高所での作業であっても安全に設置やメンテナンスができるように、回路への誤接触を防止する軽量で落下しにくいカバーを有し、製造コストをあまりかけずに高い排熱性能を備える電子機器の筐体及び電子機器を提供することを課題とする。また、配線しやすく、操作しやすく表示が見やすい筐体及び電子機器を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、の課題を解決するためのものであり、以下の構成を有する。 (1)本発明は、背面板と側面板を有する本体と、上面カバー板と前面カバー板を有する保護カバーを備え、前記本体に前記保護カバーが取り付けられ、前記上面カバー板の前記背面板の側における背辺と、前記背面板との間に第1間隙を有し、下部において、前記本体と前記保護カバーの間に開口を有する、ことを特徴とする電子機器の筐体である。
【発明の効果】
本発明の筐体及び電子機器によって、機器の排熱効果を向上させることができ、カバーの付け外しの際にカバーが落下しない構造とすることができる。また、カバーを取り付ける際の位置決めがしやすく、カバーを軽量で強度のある構造とすることができる。さらに、操作を必要とする部品等をカバーから露出させて操作等を容易にすることができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の一実施形態における中継処理装置1を情報板に設置した際の、加速度センサシステムの全体図である。

【図2】本発明の一実施形態における中継処理装置1の設置状態の一例を表す図である。

【図3】本発明の一実施形態における中継処理装置1の上面図と正面図、および底面図である。

【図4】本発明の一実施形態における中継処理装置の右側面図と、その拡大図である。

【図5】本発明の一実施形態における保護カバーの上面図と前面図、および底面図である。

【図6】本発明の一実施形態における保護カバーの右側面図である。

選択図 図4出願人が指定した本件の代表的な図

1 中継処理装置、11 本体、111 背面板、111a 取付溝、112 側面板、112a スリット、113 電源部、114 プリント基板、115 コネクタ、116 露出素子領域、116a 操作部、116b 表示部、12 保護カバー、121 上面カバー板、122 前面カバー板、122a 取付ネジ、122b 取付穴、123 切欠き部、124 下板、125 下板、126 下板、13 開口、14 第1間隙、15 第2間隙、2 表示板、3 支柱、4 加速度センサ、5 外箱、6 表示板制御装置、7 広域ネットワーク、8 データ処理装置、9 保全管理センター

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