特開2021-161845IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

コンクリート締固めトレーサビリティシステムに関し、特に、コンクリート工事の締固め工程において、バイブレータなどによる締固め実施箇所の履歴を過去に遡って容易に確認可能なコンクリート締固めトレーサビリティシステムに関するものである。

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】締固めをした箇所をより高精度に把握することのできるコンクリート締固めトレーサビリティシステムを提供する。
【解決手段】フレッシュコンクリートCの上面または型枠10の周辺に設けられたARマーカー11と、撮像手段24と、フレッシュコンクリートC中の振動体12を吊持して延び出る吊持部材18と、撮像手段24により出力された映像と映像中のARマーカー11の位置情報に基づいて、フレッシュコンクリートCの上面に対する吊持部材18の相対的な位置を継時的に取得する位置取得手段26と、吊持部材18に吊持された振動体12の位置を継時的に推定する位置推定手段28と、振動体12による締固めを実施した箇所に関する履歴情報を取得する履歴情報取得手段30とを備えるようにする。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

の従来の特許文献1を利用して、締固めをした箇所をより高精度に把握する技術が求められていた。 本発明は、に鑑みてなされたものであって、締固めをした箇所をより高精度に把握することのできるコンクリート締固めトレーサビリティシステムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るコンクリート締固めトレーサビリティシステムは、フレッシュコンクリートに挿入される振動体からの振動によって、この振動体の周囲のフレッシュコンクリートの締固めを行う締固め作業において、フレッシュコンクリートにおける締固めを実施した箇所を把握するためのコンクリート締固めトレーサビリティシステムであって、フレッシュコンクリートの上面または型枠の・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明に係るコンクリート締固めトレーサビリティシステムによれば、フレッシュコンクリートに挿入される振動体からの振動によって、この振動体の周囲のフレッシュコンクリートの締固めを行う締固め作業において、フレッシュコンクリートにおける締固めを実施した箇所を把握するためのコンクリート締固めトレーサビリティシステムであって、フレッシュコンクリートの上面または型枠の周辺に設けられたARマーカーと、締固め作業中のフレッシュコンクリートの上面よりも上方に設置され、フレッシュコンクリートの上面を含む周辺またはARマーカーを含む周辺を撮像して、撮像した映像を出力する撮像手段と、フレッシュコンクリート中の振動体を吊持してフレッシュコンクリートの上面から外部に延び出る長尺状の吊持部材と、撮像手段により出力された映像と映像中のARマーカーの位置情報に基づいて、フレッシュコンクリートの上面に対する吊持部材の相対的な位置を継時的に取得する位置取得手段と、位置取得手段により取得された吊持部材の位置に基づいて、吊持部材に吊持された振動体の位置を継時的に推定する位置推定手段と、位置推定手段により推定された振動体の位置に基づいて、振動体による締固めを実施した箇所に関する履歴情報を取得する履歴情報取得手段とを備えるので、平面的にどの位置でどの深さまでどのくらいの時間について、振動体を作用させ締固めを実施したかといった履歴情報を把握することができる。また、フレッシュコンクリートの上面または型枠の周辺に設けられたARマーカーの位置情報を利用することで、吊持部材の相対的な位置を精度よく取得することができる。したがって、締固めを実施した箇所をより高精度に把握することができるという効果を奏する。 また、本発明に係る他のコンクリート締固めトレーサビリティシステムによれば、撮像手段は、吊持部材を持つ作業員、フレッシュコンクリートの上面または型枠の周辺に居る作業員の少なくとも一方が所持または装着しているカメラであるので、撮像手段による死角がなくなり、吊持部材の位置をより確実に取得することができるという効果を奏する。 また、本発明に係る他のコンクリート締固めトレーサビリティシステムによれば、ARマーカーは、型枠の天端付近に設けられるので、ARマーカーの設置の手間を軽減することができるという効果を奏する。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】図1は、本発明に係るコンクリート締固めトレーサビリティシステムの実施の形態を示す概略構成図である。

【図2】図2は、バイブレータの位置を推定する手順を示すフローチャート図である。

【図3】図3は、ARマーカーを利用した位置取得方法の説明図である。

【図4】図4は、ウェアラブルカメラによる撮影イメージ図である。

【図5】図5は、ARマーカー付き型枠の一例を示す図である。

【図6】図6は、バイブレータの平面位置、深さの推定方法の一例を示す斜視図である。

【図7】図7は、ホースに施されるマーキングの一例を示す図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

10 型枠   11 ARマーカー   12 バイブレータ(振動体)   14 先行層   16 天端   18 ホース(吊持部材)   20 仮設足場   22 マーキング   24 カメラ(撮像手段)   25 ウェアラブルカメラ(撮像手段)   26 位置取得手段   28 位置推定手段   30 履歴情報取得手段   32 データ格納手段   34 表示手段   50 ARマーカー付き型枠   100 コンクリート締固めトレーサビリティシステム   C コンクリート   M 作業員   S 鉄筋

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