特開2021-191176IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

回転子が界磁である同期発電機の励磁制御装置

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】回転子が界磁である同期発電機の励磁制御装置であって、界磁巻線に対して測定器を取り付ける必要なく、界磁電流に基づいた過励磁制限機能を実現する。
【解決手段】出力電圧計測部75により測定される主発電機電圧(V)の出力電圧値45と、出力電流計測部78により測定される主発電機電流(I)の出力電流値44と、パラメータ設定部72Aにより設定されるポーシェリアクタンス(Xp)の値52d1と、電機子巻線抵抗(Ra)の値52d2と、主発電機20の定格三相短絡界磁電流(Ifs)の値52d3とに基づいて、界磁電流推定手段72により主発電機20の界磁21に流れる界磁電流推定値(Ifest)47を算出する。そして、算出された界磁電流推定値(Ifest)47に基づいて、判定手段73により界磁21が過励磁状態にあるか否かを判定し、当該判定結果に応じて過励磁制限手段74により界磁電流制御信号48を調整する。
【選択図】 図3

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ブラシレス励磁装置においては、過励磁防止に発電機の界磁電圧を用いる方法がある。 この場合、界磁電圧測定用のブラシを取付ける必要があるため、摺動部分が生じてブラシの保守が必要になり、システムを構成するためのコストも高くなる。 また、前述したように、回転部となる界磁巻線へ無線の測定器を取り付けることで、界磁電流を直接測定する方法も考えられるが、機構が複雑となり、コストが高いことに変わりなく、更には、発電機運転中の測定器の保守も困難である。 本発明が解決しようとする課題は、界磁巻線に対して測定器を取り付ける必要なく、界磁電流に基づいた過励磁制限機能を実現することが可能になる同期発電機の励磁制御装置を提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

実施形態の同期発電機の励磁制御装置は、 主発電機の出力電圧値と、前記主発電機の出力電流値と、前記主発電機のポーシェリアクタンス(Xp)の値と、前記主発電機の電機子巻線抵抗(Ra)の値と、前記主発電機の定格三相短絡界磁電流(Ifs)の値とに基づいて、前記主発電機の界磁に流れる界磁電流推定値(Ifest)を算出する界磁電流推定手段と、 前記界磁電流推定手段により算出された界磁電流推定値(・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】実施形態の同期発電機の励磁制御装置を備えた同期発電システム10の構成を示す回路図。

【図2】同期発電システム10の構成を示す図。

【図3】自動電圧調整装置(AVR)70の構成を示すブロック図。

【図4】自動電圧調整装置(AVR)70のコンピュータシステムCの構成を示すブロック図。

【図5】界磁電流推定手段72の構成を示すブロック図。

【図6】力率角算出手段721の構成を示すブロック図。

【図7】ギャップ電圧算出手段722の構成を示すブロック図。

【図8】ギャップ電圧算出手段722を構成するギャップ電圧無効分計算手段722Aと、ギャップ電圧有効分計算手段722Bと、ギャップ電圧計算手段722Cと、の各計算手段による計算処理のロジックを示す図。

【図9】ギャップ電圧位相角正弦値算出手段723による計算処理のロジックを示す図。

【図10】界磁電流算出手段724による計算処理のロジックを示す図。

【図11】主発電機20の誘導電圧と電機子電流に対する界磁電流の無負荷飽和曲線と短絡特性曲線を示す図。

【図12】ギャップ電圧算出手段722によるギャップ電圧(Vg)の算出処理および界磁電流算出手段724による界磁電流推定値(Ifest)の算出処理のロジックを説明するためのベクトル図。

選択図 図3出願人が指定した本件の代表的な図

10…同期発電システム、12…変圧器、13…変流器、15…界磁電流、20…主発電機、21…界磁、30…交流励磁機、40…回転整流器、41…回転軸、42…励磁装置、44…出力電流値、45…出力電圧値、46…目標値、47…界磁電流推定値(Ifest)、48…界磁電流制御信号、51…CPU、52…記憶部、52a…自動電圧調整プログラム、52b…界磁電流推定プログラム、52c…目標電圧記憶エリア、52d…パラメータ記憶エリア、53…外部記録媒体、54…記録媒体読取部、55…入力部、56…表示部、60…永久磁石発電機、70…自動電圧調整装置(AVR)、71…界磁電流制御手段、72…界磁電流推定手段、72A…パラメータ設定部、721…力率角算出手段、722…ギャップ電圧算出手段、722A…ギャップ電圧無効分計算手段、722A1…正弦計算手段、722B…ギャップ電圧有効分計算手段、722B1…余弦計算手段、722C…ギャップ電圧計算手段、723…ギャップ電圧位相角正弦値算出手段、724…界磁電流算出手段、724A…ポーシェリアクタンスに相応する界磁電流推定手段、724B…ギャップ電圧に相応する界磁電流推定手段、724C…界磁電流推定値算出手段、73…過励磁判定手段、74…過励磁制限手段、75…出力電圧計測部、76…電圧設定手段、77…過励磁制限機能(OEL)、78…出力電流計測部、80…固定整流器。

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