技術分野
電動ベッド、特に停電等の非常時においても床部の昇降や起伏動作を行えるようにした電動ベッド
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明が解決しようとする課題は、従来の電動ベッドにおいては、停電時等における手動操作のためのクランクハンドルの設置位置を含め、設計の自由度が低い点にあり、本発明では、この自由度を広げることを目的としている。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
上述した課題を解決するために本発明では、床部の昇降や起伏動作を回転−直動変換機構を有するアクチュエータを用いて行うベッドにおいて、前記アクチュエータの回転−直動変換機構の回転側を、直流電動機と減速機構により構成し、このアクチュエータ側の直流電動機への給電を、商用電源に連なるコントローラーと、クランクハンドルで駆動する手動発電装置により選択的に行う構成とし、この手動発電装置は、可逆動作可能な直・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明に係る電動ベッドは、通常時においては、アクチュエータの直流電動機に、商用電源からコントローラーを経た直流電力を給電して、床部の昇降や起伏動作を行わせる。従って通常の電動ベッドと同様にリモートコントローラーを使用して床部の昇降や起伏動作を行わせることができる。
一方、商用電源が停電となった場合や、例えばベッドの床部上に仰臥している人がリモートコントローラーで床部の昇降や起伏動作を行うことを防ぐ場合のように、コントローラーを介してのアクチュエータの直流電動機への給電が行えない場合、又は行わない場合には、手動発電装置のクランクハンドルを回転駆動して直流電力を発生させて、この直流電力でアクチュエータを構成する直流電動機を回転駆動して、回転−直動変換機構を介して床部の昇降や起伏動作を行う。
このような床部の昇降や起伏動作において、その動作は、所定の変位を得られれば良く、定速動作等の一定に制御された動作は必ずしも必要としないため、手動発電装置を用いてアクチュエータを動作させて、床部上に仰臥している人に違和感を感じさせずに昇降や起伏動作を行うことがができる。
アクチュエータと、クランクハンドルを設けた手動発電装置とは、給電ケーブルで接続すれば良いので、アクチュエータ及び手動発電装置共に、それらの設置の自由度が高い。特に、手動発電装置は、それをベッドの適所に設置したり、又は適所に着脱可能に支持して使用時に手持ちとすることもでき、操作者によるクランクハンドルの操作を非常に行いやすくすることができる。
本発明の電動ベッドでは、手動発電装置は、床部の昇降や起伏動作を行う個所が複数ある場合に、夫々に設けても良いし、また手動発電装置との給電ケーブルの接続をコネクタにより選択可能とすることにより、共通の手動発電装置で複数個所の動作に対応させることができる。また共通の手動発電装置と複数のアクチュエータの直流電動機との接続を、切換スイッチを用いて容易に行うこともできる。
本発明において、手動発電装置を構成する増速機構は、クランクハンドル側をウォームホイールとし、直流電動機側をウォームとしたウォームギヤ機構で構成することにより、大きさと重量を大幅に低減することができる。
この際、ウォームは二条又はそれ以上の条のねじ、即ち、複数条のねじとして構成し、ねじり角を大きくして摩擦の影響を小さくすることができる。一般に、発電装置として必要な回転数は、例えば最低でも1500rpm(25Hz)以上であり、また手動装置で可能な入力回転数は、120rpm(2Hz)が限界値に近いと考えられ、この場合には、増速比は、12.5以上必要である。本発明では、ウォームを二条又はそれ以上の条のねじとすることにより、高い増速比と伝達効率の向上を図ることができ、簡易に操作できる大きさと構造において、前記要件を満たす手動発電装置を実現することができる。
本発明において、手動発電装置の直流電動機及び増速機構を、アクチュエータの直流電動機及び減速機構と同じ構成とすることができ、こうすることによりコストの大幅な低減を図ることができる。
更に本発明においては、手動発電装置において床部の昇降や起伏を行っている状態では、床部の間に人の部位が挟まれる等で、アクチュエータに異常な負荷が加わると、その負荷の上昇は、手動発電装置のクランクハンドルの所要トルクの上昇として現れるので、それにより異常が検出でき、しかもクランクハンドルとアクチュエータは直接機械的には結合されていないので安全性が高い。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 図1は本発明に係る電動ベッドに使用する手動発電装置の一例の構成及び動作を概念的に示す説明図である。
【図2】 図2は本発明に係る電動ベッドに使用する手動発電装置の一例の本体の外観説明図である。
【図3】 図3は本発明に係る電動ベッドに使用する手動発電装置の一例の縦断説明図である。
【図4】 図4は本発明に係る電動ベッドに使用する手動発電装置の一例の構成要素である直流電動機と増速機構の構成を示す正面図である。
【図5】 図5は本発明に係る電動ベッドに使用する手動発電装置の一例の構成要素である直流電動機と増速機構の構成を示す平面図である。
【図6】 図6は本発明に係る電動ベッドに使用する手動発電装置の一例の構成要素である直流電動機と増速機構の構成を示す左側面図である。
【図7】 図7は本発明の電動ベッドの実施の形態を概念的に示す説明図である。
【図8】 図8は本発明の電動ベッドの他の実施の形態を概念的に示す説明図である。
【図9】 図9は本発明の電動ベッドの実施の形態において、手動発電装置をベッドに設置した状態を概念的に示す説明図である。
【図10】 図10は本発明の電動ベッドの実施の形態において、手動発電装置をベッドに設置した他の状態を概念的に示す説明図である。
【図11】 図11は本発明の電動ベッドの他の実施の形態を概念的に示す説明図である。
【図12】 図12は本発明の電動ベッドの更に他の実施の形態を概念的に示す説明図である。
1 手動発電装置
2 直流電動機
3 回転軸
4 増速機構
5 器体
6 入力軸
7 クランクハンドル
8 給電ケーブル
9 アクチュエータ
10 直流電動機
11 電源側コネクタ
12 給電コネクタ
13 受電ケーブル
14 減速機構
15 ウォームホイール
16 ウォーム
17 支持部材
18 コントローラー
19 給電ケーブル
20 床部支持フレーム
21 床部
22 押上アーム
23 直動部材
24 フットボード
26 床部
27 切換スイッチ
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