特許5716632IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

建物開口部又は建物の内部空間を仕切る間仕切部に設置され、上下方向又は水平方向に伸縮して当該開口部又は間仕切部を開放及び遮蔽可能なスクリーンシャッタ構造

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、中空部102を設けて断熱性を高めたスクリーンシャッタ装置は下側に引き伸ばして開口部を遮蔽するときと、上方に引き上げて開口部を開放したときとで、スクリーンの厚さが異なるので、すなわち、遮蔽したときは薄く、開放したときは厚くなるので、開口部の両側縦材に溝状のレールを設けてもスクリーンに密着させることができず、十分な気密性を確保することができない。 そこで、本発明は、中空部を設けて断熱性を高めたスクリーンシャッタ構造であって、且つ、十分な気密性を確保することができるスクリーンシャッタ構造を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

請求項1に記載のスクリーンシャッタ構造は、建物の開口部又は建物の内部空間を仕切る間仕切部に設けられ、上下方向に伸縮して当該開口部又は当該間仕切部を開放及び遮蔽可能なスクリーンシャッタ構造において、前記開口部又は前記間仕切部には、その両側縦材に鉛直方向に沿って互いに対向してそれぞれ1以上の突条からなる突出部が形成されており、両側の前記突出部の間に収まる形状の蛇腹状に形成された1又は複数層の中蛇・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
請求項1に記載のスクリーンシャッタ構造によると、中蛇腹体の両側にそれぞれ気密性を有する外蛇腹体が形成されているので、筒状の空気層を形成することができ断熱性に優れる。そして、遮蔽スクリーンを上方に引き上げて開口部又は間仕切部を開放したときには、中蛇腹体が折り畳まれることにより、この中蛇腹体の両側に固定された外蛇腹体は互いに離反し、遮蔽スクリーンを下方に引き下げて開口部又は間仕切部を遮蔽したときには、中蛇腹体が展開しつつ伸長することにより、外蛇腹体は互いに接近する。また、中蛇腹体の形状は開口部又は間仕切部の両側縦材にそれぞれ形成された突出部の間に収まる形状であって、外蛇腹体の幅は両側縦材の間の距離よりも短く、且つ、突出部の間の距離よりも長い幅であるので、外蛇腹体の側端は中蛇腹体の側端よりも側方に突出している。下方に引き下げて開口部又は間仕切部を遮蔽したときに、両側の外蛇腹体が互いに接近することにより、これら外蛇腹体がその側端で、突出部を挟んだ状態で保持されるので、開口部又は間仕切部の両側縦材と遮蔽スクリーンの両側部との間で空気が移動する間隙を少なくすることができ、気密性を高めることができる。このようにスクリーンシャッタ構造の両側の間の気密性を高めて空気の流動を減らすことにより、より断熱性を高めて冷暖房効率を高めることができるとともに、特に建物の開口部に設けた場合には断湿性を高めて窓ガラスの結露を防止することができる。 また、請求項2に記載のスクリーンシャッタ構造も請求項1のものと、同様に、中蛇腹体の両側にそれぞれ気密性を有する外蛇腹体が形成されているので、筒状の空気層を形成することができ断熱性に優れる。そして、遮蔽スクリーンを水平方向に折り畳んで開口部又は間仕切部を開放したときには、中蛇腹体が折り畳まれることにより、この中蛇腹体の両側に固定された外蛇腹体は互いに離反し、遮蔽スクリーンを引き伸ばして開口部又は間仕切部を遮蔽したときには、中蛇腹体が展開しつつ伸長することにより、外蛇腹体は互いに接近する。また、中蛇腹体の形状は開口部又は間仕切部の上下の横材にそれぞれ形成された突出部の間に収まる形状であって、外蛇腹体の幅は上下の横材の間の距離よりも短く、且つ、突出部の間の距離よりも長い幅であるので、外蛇腹体の上下端は中蛇腹体の上下端よりも上方及び下方に突出している。遮蔽スクリーンを水平方向に引き伸ばして開口部又は間仕切部を遮蔽したときに、両側の外蛇腹体が互いに接近することにより、これら外蛇腹体がその上下端で、突出部を挟んだ状態で保持されるので、開口部又は間仕切部の上下の横材と遮蔽スクリーンの上下の端部との間で空気が移動する間隙を少なくすることができ、気密性を高めることができる。このようにスクリーンシャッタ構造の両側の間の気密性を高めて空気の流動を減らすことにより、水平方向に伸縮するスクリーンシャッタ構造であっても、より断熱性を高めて冷暖房効率を高めることができるとともに、特に建物の開口部に設けた場合には断湿性を高めて窓ガラスの結露を防止することができる。 請求項3に記載のスクリーンシャッタ構造によると、突出部は、その側面に密接部が固定されているので、外蛇腹体がわずかに凹凸していても密接部がフィットすることができるので、より気密性を高めることができる。 請求項4に記載のスクリーンシャッタ構造によると、建物の開口部に設けられるスクリーンシャッタ構造であって、少なくとも屋外側の外蛇腹体が断熱性を有する場合は、遮蔽スクリーン内の空間に熱が入り込まず寄り高い断熱性を保持することができる。また、遮光性を有する場合は、遮光スクリーンシャッタとしての機能を発揮することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】開口部を遮蔽した状態のスクリーンシャッタ構造を示す省略鉛直断面図。

【図2】開口部を開放した状態のスクリーンシャッタ構造を示す省略鉛直断面図。

【図3】(A)は、伸長した状態の遮蔽スクリーンの形状を説明する図、(B)は縮退した状態の遮蔽スクリーンの形状を説明する図。

【図4】開口部を遮蔽した状態のスクリーンシャッタ構造を示す省略水平断面図。

【図5】開口部を開放した状態のスクリーンシャッタ構造を示す省略水平断面図。

【図6】(A)は図4のA部分拡大図、(B)は図5のB部分拡大図

【図7】2つの蛇腹状シートを組み合わせて形成した中蛇腹体を有する遮蔽スクリーンの形状を説明する図。

【図8】3つの蛇腹状シートを組み合わせて形成した中蛇腹体を有する遮蔽スクリーンの形状を説明する図。

【図9】連続しない交互に逆方向に傾斜するシート体により形成した中蛇腹体を有する遮蔽スクリーンの形状を説明する図。

【図10】遮蔽スクリーンが水平方向に伸縮するスクリーンシャッタ構造を上方から見た水平断面図。

【図11】2本の平行な突条からなる突出部を説明する水平断面図及びその一部拡大図。

【図12】従来のスクリーンシャッタ装置を説明する図。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 スクリーンシャッタ構造   2 開口部   3a 両側縦材   6 遮蔽スクリーン   8 突出部   61 中蛇腹体   62 外蛇腹体

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