特許5765555IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

タンク貯溜液の凍結防止装置の改良、詳しくは、寒冷地において冬場に貯溜液が凍結しないようにタンク内を保温することができ、しかも、電気代の節約も行え、またヒートパイプの修理や交換も容易に行えるタンク貯溜液の凍結防止装置、及び保温機能を備えた液貯溜タンクに関するものである。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

そこで本発明は、の如き問題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、寒冷地において冬場に貯溜液が凍結しないようにタンク内を保温することができ、しかも、良好な稼働性で電気代の大幅な節約も実現でき、ヒートパイプの修理や交換も容易に行えるタンク貯溜液の凍結防止装置、及び凍結防止機能を備えた液貯溜タンクを提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者が課題を解決するために採用した手段を添付図面を参照して説明すれば次のとおりである。
【発明の効果】
本発明では、気泡生成室を備えた受熱部を地中に埋設すると共に、放熱部をタンク内に設置してヒートパイプを液貯溜タンクに付設したことにより、地熱をタンク内に運んで貯溜液(苛性ソーダ液等)を保温することが可能となるため、冬場の外気温が貯溜液の融点を下回る寒冷地において貯溜液の凍結防止に利用できる。 しかも、本発明では、ヒートパイプの受熱部を、地中に埋設した受熱筒中の不凍液に浸漬して設置したことにより、気泡生成室が地中の浅い位置にある場合でも、地中深部の地熱で不凍液を対流させて気泡生成室を周囲の地熱よりも高い温度で加熱することができるため、稼働性の向上も図れる。 そして、ヒートパイプの稼働性を向上させることによって、地熱の利用効率を高めることができるため、本発明に係る装置を単独で用いる場合は勿論、電熱ヒータの補助として用いる場合であっても、冬場の間、継続して使用すれば電気代を大幅に節約することが可能となる。 また、本発明においては、ヒートパイプを砂等で固めずに不凍液に浸漬して地中に設置したことにより、受熱部を不凍液から引き抜くだけでヒートパイプを簡単に取り外すことができるため、ヒートパイプの修理や交換作業も省力化できる。 したがって、本発明により、地熱を効率的に利用して低コストで貯溜液の保温を行うことができ、しかも、修理面でも至って好都合なタンク貯溜液の凍結防止装置、および保温機能を備えた液貯溜タンクを提供できることから、本発明の実用的利用価値は頗る高い。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の実施例1におけるタンク貯溜液の凍結防止装置を表わす全体斜視図である。

【図2】本発明の実施例1におけるタンク貯溜液の凍結防止装置を表わす全体断面図である。

【図3】本発明の実施例1における凍結防止装置の作動状態を表わす状態説明図である。

【図4】本発明の実施例1における予備の気泡生成室の作動状態を表わす状態説明図である。

【図5】本発明の実施例1における凍結防止装置の効果を示す実験データである。

【図6】本発明の実施例2におけるタンク貯溜液の凍結防止装置を表わす全体説明図である。

【図7】本発明の実施例2におけるヒートパイプの形態を表す分解斜視図である。

【図8】本発明の実施例3におけるタンク貯溜液の凍結防止装置を表わす上面図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 タンク本体   2 ヒートパイプ   21 放熱部   22 受熱部   22a 気体生成室   23 熱媒液   24 上昇管   25 下降管   26 断熱材   3 受熱筒   31 蓋材   4 不凍液   L 貯溜液   F 架台フレーム

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