特許5794367IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

放熱部材及び発熱体の放熱構造に係り、特に、電池モジュール等の発熱体の発熱を効率的に放熱させて局部過熱を防止するための放熱部材と、この放熱部材を用いた発熱体の放熱構造に関する。
本発明はまた、この放熱部材を備える電池モジュール

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、金属材料よりなる放熱板では、次のような問題がある。
(1) 樹脂に比べて重量が大きいため、機器の重量を増加させる。
(2) 放熱板のうち、特に、放熱フィン部分は放熱効率を高めるために、微細かつ複雑な形状とされるが、金属材料では、成形加工性が悪く、微細かつ複雑な形状を有する放熱フィン部分の成形が困難である。 また、以下の理由により受熱部についても成形が困難である場合がある。
即ち、電池モジュールや単電池からの発熱を効率的に受熱するためには、放熱板の電池モジュールまたは単電池との当接面は単電池表面の形状に倣う形状を有し、この当接面を電池モジュール表面や単電池表面と十分に密着させる必要があるが、単電池表面(単電池の筐体の表面)には、一般に、内部構造に由来する凹凸や、リブとしての凹凸が形成された複雑な凹凸面であり、金属をこのような凹凸面に密着するように加工することは困難である。 本発明は従来の問題点を解決する放熱部材と、この放熱部材を用いた発熱体の放熱構造と、この放熱部材を備える電池モジュールを提供することを課題とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、課題を解決すべく鋭意検討した結果、放熱部材の少なくとも放熱部を高熱伝導性の合成樹脂で成形することにより、課題を解決することができることを見出した。
【発明の効果】
本発明の放熱部材は、少なくともその放熱部である起立部、即ち、一般に放熱効率を高めるために微細かつ複雑な形状とされる部分が、高熱伝導性樹脂組成物で構成されるため、この部分を射出成形等により容易に所望の形状に成形することができる。
また、このように少なくとも一部を樹脂製とすることにより放熱部材の軽量化を図ることもできる。 請求項2ないし7、特に請求項5ないし7の放熱部材であれば、例えば、ベース部の起立部の形成されていない領域、具体的には金属板の起立部非形成領域を電池間に挟んで放熱板付き電池モジュールを組み立てることができる。 請求項8ないし12の放熱部材であれば、ベース部の起立部の形成されていない側の板面を電池表面に当接させて放熱させることができる。 本発明の放熱部材は、各種の発熱体の放熱構造に有用であるが、特に電池ないし電池モジュールの放熱構造として有用である。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の第1態様に係る放熱部材の実施の形態を示す斜視図である。

【図2】第1図のII−II線に沿う断面の拡大図である。

【図3】第1図の放熱部材を用いた電池の放熱構造の一例を示す断面斜視図である。

【図4】第3図の放熱構造の各図の寸法を示す模式図である。

【図5】第1図の放熱部材を用いた放熱構造の他の例を示す断面図である。

【図6】本発明の第2態様に係る放熱部材の実施の形態を示す斜視図である。

【図7】第6図のVII−VII線に沿う断面の拡大図である。

【図8】第2態様の放熱部材を用いた放熱構造を示す断面図である。

【図9】本発明に係る起立部の形状の例を示す斜視図である。

【図10】本発明の第1態様に係る放熱部材の他の実施の形態を示す断面図である。

【図11】第1態様に係る放熱部材の斜視図である。

【図12】第1態様に係る放熱部材の斜視図である。

【図13】第1態様に係る放熱部材の斜視図である。

【図14】第1態様に係る放熱部材の斜視図である。

【図15】第2態様に係る放熱部材の斜視図である。

【図16】第15図の放熱部材の側面図である。

【図17】第2態様に係る放熱部材の斜視図である。

【図18】第17図の放熱部材の正面図である。

【図19】第2態様に係る放熱部材の斜視図である。

【図20】第2態様に係る放熱部材の斜視図である。

【図21】第20図の放熱部材の正面図である。

【図22】第12図の放熱部材の寸法図である。

【図23】第13図の放熱部材の寸法図である。

【図24】第11図の放熱部材の寸法図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1,1’,1’’ 放熱部材   2 ベース部(金属板)   2X 受熱部   3,3’,3’’ 高熱伝導性樹脂部   3A,3A’’ 基層   3B 起立部(フィン)   4 放熱部材   4A ベース部   4B 起立部(フィン)   10 発熱体(電池)   11 筐体   12 シール材   20 カバー   31,32,33,34,35 起立部   41,51,61,71,80,90,100,110 放熱部材   42,52,81,91,101,111 ベース部(金属板)   43,53,63,73 高熱伝導性樹脂部   43A,53A,63A,73A 基層   43B,53B,63B,73B,82,92,102,112 起立部(フィン)   93 フランジ部

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