技術分野
同一の有端レールに沿って走行する複数の走行車を備える有軌道走行車システム
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
上述のように、同一の有端レールに沿って2つの走行車が走行する場合、2つの走行車の間の所定の位置に、各走行車の移動を規制するストッパを配置することで、2つの走行車の干渉は防止される。
ここで、例えば2つの走行車のうちの一方に不具合が生じたことにより荷物の搬送作業を停止させた場合を想定する。この場合、他方の走行車を当該エリアまで進入させることで、当該他方の走行車に当該エリアの少なくとも一部を担当させるという措置が考えられる。
この措置を実行することにより、2つの走行車のうちの一方が搬送作業を停止せざるを得ない状況となったことによる作業効率の低下を、最小限に食い止めることができる。
例えば、図15に示す従来の有軌道走行車システム500において、スタッカクレーン150に何らかの不具合が発生した場合を想定する。
この場合、以下の作業が必要となる。すなわち、その時点でのスタッカクレーン150の位置が左端ではない場合、左端の上部終端ストッパ170および下部終端ストッパ171の位置までスタッカクレーン150を移動させる。その後、上部中間ストッパ140a、下部中間ストッパ145a、上部中間ストッパ140b、および下部中間ストッパ145bを、スタッカクレーン150の右側の位置に配置する。
すなわち、スタッカクレーン150とスタッカクレーン160との間に位置する4つのストッパを一旦撤去し、左端に寄せられたスタッカクレーン150の右側に取り付ける作業が必要となる。
これらストッパは、一般に重量の大きな構造物である。そのため、例えば床面にボルトで固定された下部中間ストッパ145aおよび145bを床面から取り外して、左側の所定の位置まで搬送して取り付ける作業は簡便なものではない。
また、上部レール111、または、上部レール111を支持する部材等に固定された上部中間ストッパ140aおよび140bを取り外して、左側の所定の位置まで搬送して取り付ける作業は、多大なる手間と時間とが要求される。
具体的には、上部レール111は高い位置(例えば床面からの高さが30m以上)にあるため、上部中間ストッパ140aおよび140bの撤去および取付けを行うための足場を組む必要がある。さらに、作業者が当該足場を上って固定を解除した上部中間ストッパ140aおよび140bを一旦上部レール111の近傍から撤去し、左側の所定の位置に組まれた足場を上って、上部中間ストッパ140aおよび140bを取り付ける作業が必要となる。
そのため、例えば一日の作業時間のほとんどを、これら撤去および取付けのために費やす場合も有る。
本発明は、従来の課題を考慮し、同一の有端レールに沿って走行する2つの走行車を備える有軌道走行車システムであって、2つの走行車による安全かつ効率のよい荷物の搬送作業を行うことのできる有軌道走行車システムを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
目的を達成するために、本発明の一態様に係る有軌道走行車システムは有端レールである上部レール、および、前記上部レールの下方に配置された有端レールである下部レールと、それぞれの上端部が前記上部レールにガイドされ、かつ、それぞれの下端部が前記下部レールにガイドされながら走行する2つの走行車と、前記上部レールにおける前記2つの走行車の間の位置に配置にされ、前記2つの走行車のうちの少なくとも一方の・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、同一の有端レールに沿って走行する2つの走行車を備える有軌道走行車システムであって、2つの走行車による安全かつ効率のよい荷物の搬送作業を行うことのできる有軌道走行車システムを提供することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 図1は、実施の形態における自動倉庫の構成概要を示す斜視図である。
【図2】 図2は、実施の形態における有軌道走行車システムの構成概要を示す正面図である。
【図3】 図3は、実施の形態における有軌道走行車システムの構成概要を示す第1の上面図である。
【図4】 図4は、実施の形態における有軌道走行車システムの構成概要を示す第2の上面図である。
【図5】 図5は、実施の形態における第一ストッパの構成の第1の例を示す正面図である。
【図6】 図6は、図5に示す第一ストッパの側面図および上面図である。
【図7】 図7は、実施の形態における第一ストッパの構成の第2の例を示す正面図である。
【図8】 図8は、図7に示す第一ストッパの側面図である。
【図9】 図9は、実施の形態における第二ストッパの構成例を示す正面図である。
【図10】 図10は、図9に示す第二ストッパの側面図である。
【図11】 図11は、実施の形態における操作部の概要を示す図である。
【図12】 図12は、実施の形態における操作部の構成例を示す図である。
【図13】 図13は、上部レールに吊り下げられた状態で移動する第一ストッパの構成例を示す正面図である。
【図14】 図14は、図13に示す第一ストッパの側面図である。
【図15】 図15は、従来の有軌道走行車システムの構成の一例を示す模式図である。
10 有軌道走行車システム
11 上部レール
12 下部レール
20、120 第一ストッパ
21、31、121 係合部
22、33 ガイドローラ
23、34、123 固定部
24、35 緩衝部
30 第二ストッパ
32、122 車輪
40 フレーム
41 梯子部
45 操作部
46 伸縮機構
47 連結部材
50 スタッカクレーン
51 昇降台
52 移載装置
58 ステーション
60 スタッカクレーン
70 上部終端ストッパ
71 下部終端ストッパ
72 上部終端ストッパ
73 下部終端ストッパ
80、81、82、83 ラック
90 荷物
100 自動倉庫
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