技術分野
ワイヤシール取付方法に関し、特に絶縁被覆電線にワイヤシールを取り付けやすくする技術
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
特許文献1のワイヤシールの取付方法では、上下2分割のゴム栓ホルダを上下に開いた状態で下側ホルダの収容空間にフィールドピンが挿入されたゴム栓を収容した後、ゴム栓ホルダを閉じ、フィールドピンを後退させ、その後、電線を電線挿入孔に挿入するようにし、挿入と引き戻しの動作を少なくとも2回繰り返してゴム栓を規定位置に位置決めするようにしている。
しかしながら、この方法では、ゴム栓ホルダを開閉するスペース及び機構が必要となる。また、外周面の段差が明確なワイヤシール(ゴム栓)には適用できるものの、段差が明確でなく、比較的薄くて柔らかいワイヤシールには適用できないという問題があった。
つまり、比較的薄くて柔らかいワイヤシールを特許文献1の取付方法で使用した場合、ワイヤシールに電線を挿入させることはできるが、ワイヤシールの段差が僅かしかないため、ワイヤシールの大径部が、ゴム栓ホルダの段差部で、保持されずにゴム栓ホルダの小径部に食込むように入り込んでしまう。
次に、電線を引き戻してもワイヤシールの大径部がゴム栓ホルダの大径部空間に抜け出るまでワイヤシールを十分引き戻す空間がないため、ワイヤシールの大径部がゴム栓ホルダの小径部に留まり、ワイヤシールの正確な位置決めができなくなる。
また、ゴム栓ホルダの小径部にワイヤシール大径部が留まった状態で、電線を前後移動すると、薄いワイヤシールに大きな負荷がかかり、ワイヤシールが、亀裂する恐れがある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、外周面の段差が明確でない柔軟性の高いワイヤシールでも電線に確実に位置決めができるようにすることにある。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
の目的を達成するために、この発明では、電線挿入前と電線挿入後とでホルダ側段差に当接させる箇所を異なる部分にした。
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ワイヤシールの先端側を該ワイヤシールよりも剛性の高いワイヤシールホルダの収容孔に挿入し、ワイヤシールの先端側よりも大径のシール側段差をホルダ側段差に当接させた状態でワイヤシールを供給し、電線の端末部の先端をワイヤシールの先端付近まで押し込み、一旦電線をワイヤシールと共にワイヤシールホルダから引き戻す方向に移動させて、再び電線をワイヤシールホルダに差し込んで、ワイヤシールをシール側段差よりも先端の部分でホルダ側段差に当接させることにより、外周面の段差が明確でない柔軟性の高いワイヤシールでも確実に電線に取り付けることができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】本発明のワイヤシールの取付方法の第1挿入工程を示す断面図である。
【図2】本発明のワイヤシールの取付方法の第1挿入工程を示す側面図である。
【図3】本発明のワイヤシールホルダの収容孔にワイヤシールが収容された状態を示す断面図である。
【図4】本発明のワイヤシールの取付方法の第1引き戻し工程を示す断面図である。
【図5】本発明のワイヤシールの取付方法の第2挿入工程を示す断面図である。
【図6】本発明のワイヤシールの取付方法の第2引き戻し工程を示す断面図である。
【図7】ワイヤシールの拡大正面図である。
【図8】その他のワイヤシールの拡大正面図である。
【図9】その他のワイヤシールの取付方法の第2挿入工程を示す断面図である。
1 芯線
2 絶縁被覆
3 絶縁被覆電線
3a 端末部
5 ワイヤシール
6 ワイヤ挿入孔
7 第1シール側段差
8 第2シール側段差
10 ワイヤシール取付装置
11 ワイヤシールホルダ
11a 収容孔
11b ホルダ側段差
12 電線ガイド(ガイド体)
12a 上側アーム
12b 下側アーム
12c ガイド用凹部
105 ワイヤシール
107 第1シール側段差
108 先端
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