技術分野
多層発泡基材の製造方法に関する。更に詳しくは、得られる多層発泡基材の縁部の意匠性に優れるとともに、製造工程の短縮を図ることができる多層発泡基材の製造方法
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
上述のようにして成形された多層発泡基材は、その後、不要部分を切断刃等により切断するトリミングが行われるのが通常である。このように、トリミングを別工程で行う必要があるため、製造工程が煩雑であった。また、トリミングにおいて、多層発泡基材及び切断刃が冷えた状態で切断すると、製品の縁部となる切断面から発泡層が露出してしまい、見栄えが悪くなってしまうおそれがあった。また、多層発泡基材や切断刃が加熱された状態で切断すると、切断される部分が熱により軟化されるために、切断された部分が変形してしまい、見栄えが悪くなってしまうおそれがあった。
本発明は、前記実情に鑑みてなされたものであり、得られる多層発泡基材の縁部の意匠性に優れるとともに、製造工程の短縮を図ることができる多層発泡基材の製造方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、第1スキン層、樹脂発泡層及び第2スキン層を順に備えた元基材を第1型と第2型の間に挟み込んだ状態で、前記元基材を両面から真空引きすることにより前記樹脂発泡層を拡厚する多層発泡基材の製造方法であって、前記第1型と前記第2型とが型締めされる際に、前記元基材のうち、前記多層発泡基材の縁部に位置することとなるシール予定部分は、前記第1型のシール形成部・・・ 続きを
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【発明の効果】
請求項1の多層発泡基材の製造方法によると、第1型と第2型とが型締めされる際に、元基材のうち、多層発泡基材の縁部に位置することとなるシール予定部分が、第1型のシール形成部と、第2型のシール形成部との間に挟まれて圧縮状態となってシール部となる。また、型締めにおいて、第1型から第2型に向かって突出した切断刃により、元基材のうちのシール予定部分の縁を切断してトリミングも行う。このように、シール部の形成とトリミングとを型締め時に行うことができるので、従来と比較して製造工程の短縮を図ることができる。また、シール部の形成とトリミングとを型締め時に行うことにより、製品の縁となる切断部の成形も行うことができる。これにより、意匠性に優れた縁を有する多層発泡基材を製造することができる。
請求項2の多層発泡基材の製造方法によると、第1型のシール形成部、又は第2型のシール形成部に元基材の表面にしぼを転写するための凹凸が形成されているので、型締め時の圧縮力により、多層発泡基材の縁部となるシール部にしぼを転写することができる。その結果、意匠性に優れた縁部を有する多層発泡基材を製造することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 実施例に係る成形型及び元基材を模式的に示す断面図である。
【図2】 実施例に係る上型を模式的に示す断面図である。
【図3】 実施例に係る下型を模式的に示す断面図である。
【図4】 実施例に係る上型と下型とを型締めした状態を模式的に示す断面図である。
【図5】 実施例に係る多層発泡基材の製造方法を説明するための説明図である。
【図6】 実施例に係る多層発泡基材の製造方法を説明するための説明図である。
【図7】 実施例に係る多層発泡基材の製造方法を説明するための説明図である。
1;成形型、2;上型、2A;上型の成形面、21;上型のシール形成部、3;下型、3A;下型の成形面、31;下型のシール形成部、4;切断刃、5;クランプ、10;元基材、10A;シール予定部分、10B;シール部、11;第1スキン層、12;樹脂発泡層、13;第2スキン層、C;成形空間。
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