特許5830983IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

シルニジピン又はその薬学的に許容される塩を用いた抗癌剤の副作用軽減剤並びに癌の予防及び/又は治療薬

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、抗癌剤の副作用を効果的に軽減することを課題とし、具体的には、抗癌剤の副作用軽減剤並びに副作用の軽減された癌の予防及び/又は治療薬を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、課題に対し鋭意検討を行った結果、シルニジピンにより抗癌剤の副作用が有意に軽減されることを見出し、本発明を完成するに至った。
【発明の効果】
本発明によれば、シルニジピン又はその薬学的に許容される塩を用いることによって、抗癌剤(特に、アドリアマイシン)が引き起こす副作用を効果的に軽減することができる。また本発明によれば、シルニジピン又はその薬学的に許容される塩と抗癌剤とを組み合わせて用いることで、副作用の軽減された癌の予防及び/又は治療薬を提供することができる。本発明におけるシルニジピン又はその薬学的に許容される塩は、抗癌剤が引き起こす副作用を軽減するため、併用することにより当該抗癌剤の投与量減少を抑制することができる。抗癌剤の副作用を軽減することで、1)癌患者のQOL低下の軽減、2)副作用による生命予後低下の改善、3)抗癌剤治療の継続、4)抗癌剤の増薬等が可能となり、癌の予防及び/又は治療効果を向上させることができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】図1は、シルニジピンの投与4週目におけるラット尿中のアルブミン、蛋白及びNAGの測定量を示すグラフである。横軸は、測定項目であるアルブミン、蛋白及びNAGを示す。縦軸は、各種項目の測定量(%)を示す。

【図2】図2は、シルニジピンの投与4週目におけるラット心臓の左室駆出率及び左室内径短縮率の測定値を示すグラフである。横軸は、測定項目である左室駆出率及び左室内径短縮率を示す。縦軸は、各種項目の測定値(%)を示す。

【図3】図3は、シルニジピンの投与4週間にわたる各種ラットの血圧推移を調べたグラフである。白色の菱形は正常対照群、黒色の菱形は無治療群、黒色の丸はシルニジピン投与群の血圧測定値をそれぞれ示す。横軸は投与期間(週)を示し、縦軸は血圧測定値(mmHg)を示す。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

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