特許5831010IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

ロック装置及び現金自動取引装置に関し、例えば、現金の預け入れ及び払い出しを行う現金自動預払機(ATM:Automatic Teller Machine)に適用して好適なものである。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところが、従来の現金自動取引装置は、錠の鍵穴に差し込まれた鍵の回転操作でのみ、ロックレバーの姿勢を第1姿勢及び第2姿勢に切り換えていた。 このため、現金自動取引装置は、紙幣の補給の際、誤ってロックレバーを第2姿勢にしたまま、内部の装填位置に紙幣入出金装置が押し込まれた場合、ロックレバーの爪がストッパに衝突することになる。 そして現金自動取引装置では、この際、紙幣入出金装置が比較的強い力をかけて押し込まれていると、例えば、ロックレバーが破損して、当該装填位置に紙幣入出金装置をロックし得なくなるおそれがあるという問題があった。 本発明は以上の点を考慮してなされたもので、装填位置に対して装填対象を的確にロックし得るロック装置及び現金自動取引装置を提案しようとするものである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

かかる課題を解決するため本発明においては、装填位置に差入及び引出可能に装填される装填対象を装填位置にロックするためのロックレバーと、当該ロックレバーを一方向に回転させてロックレバー先端部を、装填位置に装填された装填対象に穿設されている孔に差し込んで当該装填対象を装填位置にロックするためのロック位置と、ロックレバーを一方向とは逆の他方向に回転させてロックレバー先端部を装填対象の孔から抜き出して・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、装填位置に差入及び引出可能に装填される装填対象を装填位置にロックするためのロックレバーと、当該ロックレバーを一方向に回転させてロックレバー先端部を、装填位置に装填された装填対象に穿設されている孔に差し込んで当該装填対象を装填位置にロックするためのロック位置と、ロックレバーを一方向とは逆の他方向に回転させてロックレバー先端部を装填対象の孔から抜き出して装填位置に対する装填対象のロックを解除する解除位置とに変位させると共に、ロック位置に変位させたロックレバー先端部に外部から直接外力が加えられたときには、当該ロックレバー先端部をロック位置から退避させるようにロックレバーを回動可能に支持する支持部とを設け、支持部により、装填位置に装填対象が装填されたときの当該装填対象の孔の位置よりも、装填位置に対する装填対象の差入側でロックレバーを、ロックレバー根元部を介して回動可能に支持し、ロックレバーを、ロックレバー先端部がロック位置に変位したときに、当該ロックレバー先端部の少なくとも装填位置の底と対向する側を、当該底に向かって傾斜させるように形成することにより、ロックレバーのロックレバー先端部がロック位置に変位した状態で装填位置に装填対象が差し入れられても、ロックレバー先端部を装填対象の押し付けに応じてロック位置から退避させて、ロックレバーの破損を防止することができると共に、ロックレバー先端部をロック位置に変位させて装填位置にロックしていた装填対象が引き出そうとされたときにはロックレバー先端部に装填対象の孔を引っ掛けさせてロックの状態を維持することができ、かくして装填位置に対して装填対象を的確にロックし得るロック装置及び現金自動取引装置を実現することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明による現金自動預払機の外観構成の一実施の形態を示す略線的斜視図である。

【図2】現金自動預払機の内部構成を示す略線図である。

【図3】現金収納部の構成を示す略線図である。

【図4】現金自動預払機からのカセット収納フレームの引き出しの説明に供する略線図である。

【図5】カセット収納フレームに対するカセットの出し入れの説明に供する略線図である。

【図6】第1の実施の形態によるロック部の構成を示す略線的断面図である。

【図7】ロック部によるカセット収納フレーム内へのカセットのロックの説明に供する略線的断面図である。

【図8】ロックレバーの退避の説明に供する略線的断面図である。

【図9】第2の実施の形態によるロック部の構成を示す略線的断面図である。

【図10】差込物によってカセットのロックを解除しようとしたときのロックレバーによる解除の阻止の説明に供する略線的断面図である。

【図11】第3の実施の形態によるロック支援部の構成を示す略線的断面図である。

【図12】差込物によってカセットのロックを解除しようとしたときのロックレバー及びロック支援レバーによる解除の阻止の説明に供する略線的断面図である。

【図13】他の実施の形態によるロック部の構成を示す略線的断面図である。

【図14】他の実施の形態によるカセットのカセット長孔の構成示す略線的断面図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1……現金自動預払機、16乃至18、63……カセット、16AX……カセット長孔、21、62……カセット収納フレーム、21AX……フレーム長孔、31、40、60……ロック部、32、41、61……ロックレバー、32A、41A……根元部、32B、41B……先端部、32BX、41BX……先端部外側面、32BW……先端部内側面、33……レバー支持板、34……レバー回動軸、41BW、51BW……切欠部、41BZ……傾斜面、50……ロック支援部、51……ロック支援レバー。

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