技術分野
車両に架装された荷箱の上方開口部を開閉自在に覆う天蓋装置
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
その一方で、比較的小型で軽量な車両の場合、天蓋フレームの重量が小さく、荷箱設置高さやサイドゲートの高さも低いため、手動で天蓋フレームの回動操作を行うことが可能と考えられる。そこで、本発明者は、さらに手軽で操作し易い天蓋装置を備えるために、以下の点に着目した。
手動で天蓋フレームの回動操作を行う場合、天蓋フレームを把持する位置によっては作業者が感じる天蓋フレームの重さが異なる。そのため、作業者によっては回動操作が非常に困難になる場合がある。回動中心から離れた先端側を持つほど天蓋フレーム重さは軽く感じるが、回動中心からの距離が長くなり、天蓋フレームが鉛直方向に沿った状態(起立状態)のときに把持位置が高くなってしまう。一方で、回動中心に近い基端側を持つほど天蓋フレーム重さは重たく感じてしまう。つまり、手動回動させる天蓋装置としては、作業者によっては非常に操作し難い装置となってしまう。また、中間部付近を把持しても、天蓋フレームの重心位置がその把持位置と比較して回動中心位置より離れている場合、作業者は回動操作に大きな負荷を感じることになる。さらに、起立状態を越えて天蓋フレームをさらに外側に回動させると、把持位置よりも高い位置に重心があることで、天蓋フレームの下方回動の速度が不意に増加してしまう恐れがあり、作業者や周囲への安全面で改善の余地がある。
さらに、天蓋フレームの回動中心となる支軸は車両幅方向において最も外側に位置し、天蓋フレームの回動軌跡が車両外側に大きく張り出した領域まで達するため、予め車両外側に大きなスペースも必要となる。
本発明は、これらの点を鑑みてなされており、手動で行う天蓋フレームの回動操作性を向上し、作業者及び周囲への安全性能も向上することのできる荷箱の天蓋装置の提供を目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
の課題を解決するために車両に搭載された荷箱に、以下の天蓋装置が設けられた構成とする。
【発明の効果】
本発明の構成とすることで、先端フレームを基端フレームに対して回動させて天蓋フレームを折り畳むことができる。折り畳むことで天蓋フレームの回動領域を小さくすることができる。したがって、天蓋フレームの回動軌跡における最高位置が低くなるので、重さをあまり感じることなく、作業者の操作性、及び作業者又は周囲への安全性が向上される。
また、保持部材によって天蓋フレームを折り畳んだ状態のまま回動させることができる。そのため、手動回動途中で先端フレームの揺動によって天蓋フレームの重心が変動することがなく、天蓋フレームが全開される際(サイドゲート外側方に回動される際)でも作業者が不意な重量変化を感じないで手動回動を安定して行うことができる。その他、先端フレームが基端フレームに垂れ下がることもないので、先端フレームが揺動して作業者や周囲の人に衝突することもなく、安全面でも好ましい。
天蓋フレームの折り畳みによりその回動半径が短くなるので車両外側への張り出し領域も小さくなる。特に、先端フレームが基端フレームの収容部に収容されるので、折り畳み状態の天蓋フレームにおける厚みを小さくすることができるので天蓋フレームを展開した際の車両幅方向の長さも抑制することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】本発明の第1のサイドゲート及び天蓋装置を示す車両の側面図である。
【図2】第1の天蓋フレームを車両側方から見た側面図である。
【図3】第1の天蓋フレームの回動操作を示す車両後方から見た天蓋フレームの模式図である。
【図4】第1の天蓋フレームのロック装置の平面図および側面図である。
【図5】第2の天蓋装置を示す車両の側面図である。
【図6】第3のサイドゲート及び天蓋装置を示す車両の側面図である。
【図7】第3の天蓋フレームを車両側方から見た側面図である。
【図8】第3の天蓋フレームの回動操作を示す車両後方から見た天蓋フレームの模式図である。
1 サイドゲート
2 テールゲート
3 床面
10 荷箱
11 車体枠
20 天蓋装置
22 シート
23 軸受け部材
24 ロック装置
25 ストッパ部材
200 天蓋フレーム
201 基端フレーム
202 シャフト
203 先端フレーム
204 第1把持部
205 第2把持部
206 ピン状部材
207 キャッチ部材
208 プレート(規制部材)
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