特許5833956IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

文書の校正技術に関し、より詳細には、原稿画像にOCR処理を施して生成された電子化文書を校正する情報処理装置、方法およびプログラム

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

従来、特許文献1が示すOCR装置のように、OCRソフトに付属している校正ソフトウェアを用いて原稿画像の校正が行われている。しかながら、このような校正ソフトウェアは、ベンダーが開発した独自のインタフェースを採用するため、原稿画像の校正を行うユーザが、そのインタフェースに慣れるまでに時間を要することがある。また、これらの校正ソフトウェアの多くは、スペルチェックや文法チェック等の機能を有していないため、作業効率が悪いという問題があった。 このような問題を解決するために、Microsoft Word(登録商標)等の汎用の文書作成ソフトに原稿画像のテキストをコピーして校正を行う方法も考えられるが、この方法では、文字情報以外のOCRの出力情報、例えば、文字の認識候補や文字や図の位置情報等が失われてしまう。これを回避するために、OCRの出力情報をテキストに変換して汎用の文書作成ソフトで校正した結果を、OCRの出力情報とマージする方法が考えられるが、原稿画像の校正時にテキストの配置位置が変更され、OCR処理の読み取り順序が修正された場合には、正確に反映することができず、校正精度が低くなるという問題がある。また、OCR処理の文字認識精度が低く、校正すべき文字が多い場合も、校正漏れが起こる可能性が高くなり、校正精度が低くなるという問題がある。 本発明はの課題を解決するものであり、ユーザの校正作業によってテキストの配置位置が変更された場合でも、校正の結果をOCR処理の出力情報に正確に反映すると共に、ユーザによる校正漏れを検出して校正精度を向上させる情報処理装置、方法およびプログラムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

すなわち、本発明によれば、原稿画像にOCR処理を施して得られたテキストおよびテキストの位置を規定する情報を含む出力情報から、OCR処理のテキストの読み取り順序に従ってテキストを配置したドキュメントファイルを生成し、ユーザがドキュメントファイルに対して行った校正による行の移動の有無を検出し、行の移動を検出した場合に、移動された行の移動先を示すテキストの位置を規定する情報に従って、出力情報に含ま・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明は構成を採用することにより、ユーザの校正作業によってテキストの配置位置が変更された場合でも、校正の結果をOCRの出力情報にマージすることができると共に、ユーザによる校正漏れを検出することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の情報処理装置の機能構成を示す図。

【図2】本発明の情報処理装置がOCR処理によって生成する出力情報の一実施形態を示す図。

【図3】本発明の情報処理装置が実行する処理を示すフローチャート。

【図4】図3に示すステップS302の処理を示すフローチャート。

【図5】図4に示すステップS401の処理を示すフローチャート。

【図6】本発明の情報処理装置が実行する文字単位の編集距離の算出方法を示す概念図。

【図7】本発明の情報処理装置が実行する行区切り検出方法を示す概念図。

【図8】本発明の情報処理装置が実行する行単位の編集距離の算出方法を示す概念図。

【図9】本発明の情報処理装置が実行する行の移動操作の検出方法を示す概念図。

【図10】図3に示すステップS303の校正漏れ検出処理を示すフローチャート。

【図11】本願発明を利用した文書校正の作業イメージを示す図。

【図12】電子化すべき原稿と当該原稿にOCR処理を施して生成されるドキュメントの一実施形態を示す図。

【図13】図12に示すドキュメントファイルを校正した後のドキュメントファイルと、これらのファイルの差分を示す図。

【図14】電子化すべき原稿と当該原稿にOCR処理を施して生成されるドキュメントの別の実施形態を示す図。

【図15】図14に示すドキュメントファイルを校正した後のドキュメントファイルと、これらのファイルの差分を示す図。

【図16】電子化すべき原稿と当該原稿にOCR処理を施して生成されるドキュメントの他の実施形態を示す図。

【図17】図16に示すドキュメントファイルを校正した後のドキュメントファイルと、これらのファイルの差分を示す図。

【図18】電子化すべき原稿と当該原稿にOCR処理を施して生成されるドキュメントの他の実施形態を示す図。

【図19】図18に示すドキュメントファイルを校正した後のドキュメントファイルと、これらのファイルの差分を示す図。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

100…情報処理装置、110…OCR処理部、112…ファイル生成部、114…エディタ、116,118,120…記憶装置、122…マージ制御部、124…ページ区切り検出部、126…編集距離算出部、128…行区切り検出部、130…行移動検出部、132…マージ部、134…校正漏れ検出部

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