特許5834496IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

軽印刷機や複写機、プリンター等に用いられるシート状電子写真感光体に関する。詳しくは、シート状導電性支持体との機械的密着性が良好で、その一方では溶剤剥離性に優れ、且つ、電気特性の良好なシート状電子写真感光体、及びそれを搭載した画像形成装置に関するものである。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

さて、従来のシート状感光体は、シート面内に未塗布領域を有する場合、その境界線から剥離してしまうという問題があり、導電性支持体と感光層の密着性を維持するために使用できるバインダー樹脂に制限があるのが実情であり、そのため、じゅうぶんに良好な電気特性を確保することが困難であった。
また、その未塗布領域の作成に於いて、シート状導電性基体の全域に感光層が塗布されている感光体シートから、感光層の一部を溶剤にて剥離する場合があるが、バインダー樹脂によっては溶剤での剥離が困難である場合があり、実用上の制限となっていた。感光層の溶剤剥離性は、主として感光層のバインダー樹脂の溶解性に支配されるため、溶剤及びバインダー樹脂の選定が重要となるが、溶解性の低い樹脂(シート状電子写真感光体に汎用されるビスフェノールAポリカーボネート樹脂など)は安全性の低い溶剤(1,4−ジオキサンやクロロベンゼン)にしか溶解しないという問題を抱えている。そのため、商品化に於いては溶解性の高い樹脂の中から材料選択をせざるを得ないのが実状である。 本発明は、このような課題を解決すべくなされたものである。
即ち、本発明の目的は、未塗布領域を有し、感光層とシート状導電性支持体の機械的密着性が良好で、その一方では溶剤剥離性に優れ、さらに電気特性が良好なシート状電子写真感光体を提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、鋭意検討の結果、シート状電子写真感光体の感光層に極めて限定的な特定の構造を有する共重合ポリカーボネート樹脂を含有させることにより、シート状導電性支持体との機械的密着性が良好となり、その一方では溶剤剥離性に優れ、さらに良好な電気特性を示すことを見いだし、本発明の完成に至った。 すなわち本発明の第1の要旨は、シート状の導電性支持体上に感光層を有する電子写真感光体において、シート・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、シート状導電性支持体との機械的密着性が良好となり、その一方では溶剤剥離性に優れ、さらに良好な電気特性を示すシート状電子写真感光体を得ることがで
きる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の電子写真感光体を用いた画像形成装置の一例を示す概念図である。

【図2】本発明の実施例で用いられるオキシチタニウムフタロシアニンのX線回折図である。

【図3】本発明の実施例で用いられる感光体シートの概略図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 感光体   2 帯電装置(帯電ローラ)   3 露光装置   4 現像装置   5 転写装置   6 クリーニング装置   P 記録紙

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