特許5836301IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

感光体ドラムを用いた画像形成装置に関し、特に感光体ドラム表面の水分の除去方法に関するものである。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、特許文献1の方法は、放電生成物の発生は抑制できるものの、感光体ドラム表面の水分を除去するものではない。そのため、温湿度等の環境条件に応じて感光体ドラム表面の研磨時間を長くとるなどの対策が必要となっていた。一方、特許文献2の方法では、第2水分除去工程において一定量以上のトナーを感光体ドラムに強制的に供給する必要があり、印字動作以外でのトナー消費量が増加してしまう。また、第1〜第3水分除去工程を順次行う必要があるため水分の除去に時間を要するという問題点もあった。 本発明は、問題点に鑑み、印字動作の開始前に像担持体表面の水分を効率良く除去できる画像形成装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成するために本発明の第1の構成は、像担持体と、第1導電部材と、バイアス印加手段と、制御手段と、を備え、像担持体を回転させて像担持体表面に画像形成を行う画像形成装置である。像担持体は、外周面に感光層が形成される。第1導電部材は、像担持体の感光層に接触する。バイアス印加手段は、導電部材に交流バイアスを含むバイアスを印加する。制御手段は、バイアス印加手段を制御する。画像形成装置は、非画・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明の第1の構成によれば、非画像形成時に像担持体に接触する第1導電部材へ、画像形成時よりも高い周波数を有し、且つ第1導電部材と像担持体との間の放電開始電圧の2倍以上のピークツーピーク値を有する交流バイアスを印加することにより、像担持体自体が昇温するので、像担持体の内部や外部にヒーターを配置する方法に比べて、像担持体周辺の雰囲気(空気)など余分なものまで加熱するエネルギーが不要である。また、像担持体を画像形成時よりも低速で回転させた状態で昇温させるため、回転によって発生する気流による像担持体の冷却を抑制することができるとともに、像担持体表面の第1導電部材に接触する部分に放電が集中するおそれもなくなる。従って、像担持体表面の水分を短時間で効率良く除去して長期間に亘って画像流れの発生を効果的に抑制しつつ、放電が集中することによる画像不良の発生も抑制することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の第1カラープリンター100の全体構成を示す概略断面図

【図2】図1における画像形成部Pa周辺の部分拡大図

【図3】第1実施形態のカラープリンター100の制御経路を示すブロック図

【図4】帯電ローラー22への交流バイアスの印加によって感光体ドラム1a〜1dが昇温する原理を説明するための等価回路を示す図

【図5】感光体ドラム1a〜1dを印字動作中と同一線速で回転駆動させた状態と、感光体ドラム1a〜1dを印字動作中の1/2の線速で回転駆動させた状態と、感光体ドラム1a〜1dを停止させた状態とで昇温モードを実行したときの感光体ドラム1a〜1dの昇温量を示すグラフ

【図6】帯電ローラー22に印加する交流バイアスの周波数fを変化させて昇温モードを実行したときの感光体ドラム1a〜1dの昇温量を示すグラフ

【図7】帯電ローラー22に印加する交流バイアスの周波数f、及びVppを変化させて昇温モードを実行したときの感光体ドラム1a〜1dの昇温量を示すグラフ

【図8】帯電ローラー22に印加する交流バイアスのVppを増加させたときの放電電流の推移を示すグラフ

【図9】相対湿度60%、65%、70%、80%、90%、及び100%における機内温度(℃)と絶対湿度(g/cm3)との関係を示すグラフ

【図10】感光体ドラム1a〜1d付近の相対湿度を65%以下に下げるのに必要な感光体ドラム1a〜1dの表面温度の昇温量を示すグラフ

【図11】帯電ローラー22に印加する交流バイアスの周波数fを0〜12kHzまで変化させたときの感光体ドラム1a〜1dの表面電位V0の変化を示すグラフ

【図12】帯電ローラー22に印加する交流バイアスの周波数fを3000Hz、Vppを1600Vに固定し、直流バイアスVdcを0、350V、500Vの3段階に変化させたときの感光体ドラム1a〜1d表面の昇温量の変化を示すグラフ

【図13】帯電ローラー22に印加する交流バイアスの周波数fを3000Hz、Vppを1600Vに固定し、直流バイアスVdcを0、350V、500Vの3段階に変化させたときの耐久印字後の帯電ローラー22の体積抵抗値の変化を示すグラフ

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1a〜1d 感光体ドラム(像担持体)   2a〜2d 帯電装置   3a〜3d 現像装置   4 露光ユニット   5a〜5d クリーニング装置   8 中間転写ベルト   22 帯電ローラー(第1導電部材)   27 クリーニングローラー(第2導電部材)   28 クリーニングブレード   41 バイアス制御回路(バイアス印加手段)   42 帯電バイアス電源(バイアス印加手段)   43 現像バイアス電源   44 転写バイアス電源(バイアス印加手段)   45 クリーニングバイアス電源(バイアス印加手段)   90 制御部(制御手段)   97a 機内温度センサー   97b 機外温度センサー   98 機外湿度センサー   100 カラープリンター

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