特許5907489IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

新規なヒドロゲルに関し、特に、創傷被覆材等として有用なキトサン誘導体由来のヒドロゲル

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の目的は、生体に有害な添加剤を使用することなく、しかも、簡単に任意の形状に成形することができ創傷被覆材等として有用なキトサン由来のヒドロゲルを得る新しい技術を提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者は、検討を重ねた結果、生理的pHにおいて溶解可能なキトサン誘導体に注目し、このキトサン誘導体を含有する水溶液は、凍結および融解するだけでヒドロゲルを形成することを見出し、本発明を導き出した。
【発明の効果】
特定構造のキトサン誘導体から、架橋剤など生体に有害な添加剤を使用することなく、創傷部に湿潤環境を提供して創傷被覆材など医療用に適した各種の形状のヒドロゲルを調製することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明において用いられるキトサン誘導体に用いられるアルドン酸の化学構造式を例示する。

【図2】本発明において用いられるキトサン誘導体を合成する反応スキームを例示する。

【図3】本発明において用いられるキトサン誘導体におけるグルコン酸の導入率を測定するに際して、キトサン誘導体水溶液に加えた水酸化ナトリウム水溶液の量と導電率の関係を示す。

【図4】本発明において用いられるキトサン誘導体の水溶性を評価するために測定したキトサン誘導体水溶液のpHと濁度の関係を示す。

【図5】本発明に従うキトサン誘導体から得られる成型ゲルをその鋳型とともに例示する。

【図6】本発明に従うキトサン誘導体から得られる成型ゲルに関する強度評価として、(a)歪み(%)と応力(mN/mm2)を測定した圧縮強度の結果と、(b)ゲルの含水率(%)の結果を示す。

【図7】本発明に従うキトサン誘導体から得られる成型ゲルに関して、(a)水分保持力に関する離水率(%)の結果と、(b)〜(d)耐酵素分解性に関するリゾチーム水溶液に浸した写真を示す。

【図8】本発明に従うキトサン誘導体から得られる成型ゲルの創傷治癒促進評価として、(a)本発明に係るヒドロゲルと5(重量/容量)%のポリビニルアルコールゲル(対照)とを埋植したマウス背部皮下を撮影した写真と、(b)創傷部の経時変化を撮影した写真と、(c)創傷面積の経時変化の結果を示す。

【図9】本発明において用いられるキトサン誘導体の細胞毒性の評価実験の結果を示す。(a)グルコン酸修飾キトサン、(b)トレオン酸修飾キトサン。

【図10】本発明において用いられる別のキトサン誘導体の水溶性を評価するために測定したキトサン誘導体水溶液のpHと濁度の関係を示す。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

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