特許5931095IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

背景技術
本発明は、露出した電気的コンタクト、特にプリント配線板の電気的コンタクトに接触するための直接差込エレメントであって、該直接差込エレメントの両側に配置されたばね領域を有する直接差込エレメントに関する。 最近、直接差込式コンタクトの使用は増加しており、このような直接差込式コンタクトでは、直接差込エレメントが直に支持プレートに、例えばプリント配線板又は打ち抜き格子に差し込まれる。小型化が進むことにより、例えば車両の制御機器において使用されるプリント配線板はますます小さいスペースに置かれるようになっている。この場合、直接差込式接続によって制御機器側でのコネクタ用の所要スペースをさらに減じることができる。しかしながら特に自動車での使用においては、直接差込エレメントを使用する場合であっても極めて堅牢なコンタクトが得られなければならない。 発明の開示
これに対し、請求項1記載の特徴を備えた、電気的コンタクトに接触するための本発明による直接差込エレメントは、露出した電気的コンタクトの確実な接触が可能であるという利点を有している。特に本発明による直接差込エレメントは、接触確実性を失うことなく、小型化された構成に適している。これは本発明によれば、本発明による直接差込エレメントが、第1のばね領域と第2のばね領域とを備えたばね弾性的な直接コンタクトを有していることにより達成される。直接コンタクトはほぼU字形の形状を有しており、それぞれ1つのばね領域が、U字形の直接コンタクトの第1の脚若しくは第2の脚に配置されている。この場合、ばね領域の少なくとも1つは、対応構成部分の電気的コンタクトの電気接触を実行するためのコンタクト領域として形成されている。 従属請求項には本発明の有利な別の構成が示されている。 特に好ましくは、直接コンタクトの第1のばね領域は、ばね湾曲部、即ち円弧状の形状を有するばね領域を含んでおり、このばね湾曲部は第1のばね領域のコンタクト領域である。 特に安価で迅速な製造のために、好ましくは、第1のばね領域及び第2のばね領域を備えた直接コンタクトは、一体的な構成部分として形成されている。 さらに好ましくは、第1のばね領域は第1のばね湾曲部を有しており、前記第2のばね領域は第2のばね湾曲部を有しており、これら両ばね湾曲部はコンタクト領域として形成されている。この場合、特に好ましくは、両ばね湾曲部は同じ幾何学形状を有している。これにより、直接コンタクトを備えた直接差込エレメントを装着する際に、直接コンタクトを180°回転させることができ、この場合も誤組み付けが生じることはない。このような構成は、直接差込エレメントが極めて小さな寸法しか有していなく、従って直接コンタクトも極めて小さい寸法しか有しておらず、装着前にコンタクトを正しく方向づけるのが著しく困難である場合に、特に有利である。従って、装着前に直接コンタクトの正しい方向付けを保証するために、直接コンタクトにコード化エレメントを設ける必要もない。従って本発明によれば直接差込エレメントは極めて安価に提供されることができる。特に有利にはこの場合、両ばね湾曲部は、直接コンタクトの長手方向で延びる中央平面に対して対称的に形成されている。 本発明の選択的な構成によれば、第2のばね領域は、直接差込エレメントの差し込み状態で、第1のばね領域の自由端部に接触し、予荷重を受けるように構成されている。これにより、予荷重が組み入れられた直接コンタクトが可能である。特に有利には、この場合、第2のばね領域は、直接コンタクトの打ち抜き成形された部分領域であって、第2のばね領域のばね力は、第1のばね領域のばね力と同じ方向に向けられている。 本発明の別の好ましい構成によれば、直接コンタクトはさらに、第1のばね領域のばねのたわみを制限するストッパを有している。これにより、直接差込エレメントの装着中、第1のばね領域の過負荷を回避することができる。このストッパは、差し込み過程において、第1のばね領域が不都合に過負荷されることを防止している。さらに、第1のばね領域のばね特性線は剛性的になる。 本発明の別の好ましい構成によれば、第1の脚における第1のばね領域から第2の脚までの距離は、第1のばね領域の自由端部から第2の脚までの距離の少なくとも2倍である。これにより、第1のばね領域は十分に大きなばねのたわみを有しているので、大きな製造誤差を補償することができることが保証される。さらに、第1のばね領域の好ましくない塑性変形も回避される。これにより、例えば車両において使用される場合のように、繰り返し行われる組み込み及び組み外しにより必要とされるような繰り返し行われる接触を、直接差込エレメントによって行うことができる。 特に好ましくは、本発明による直接差込エレメントは、列状に配置された同じ構成の複数の直接コンタクトを有しており、これにより、例えばプリント配線板のような支持体における多数のコンタクトの直接接触が可能である。 本発明は、好ましくは車両において、特に制御装置の直接接触のために使用される。 以下に、本発明の好ましい実施例を図面につき詳しく説明する。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)

この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の第1実施例による直接差込エレメントの概略的な断面図である。

【図2】図1に示した直接差込エレメントを前方から見た概略的な図である。

【図3】本発明の第2実施例による直接差込エレメントの概略的な側面図である。

【図4】本発明の第3実施例による直接差込エレメントの概略的な斜視図である。

【図5】図4に示した直接差込エレメントの概略的な断面を、対応部材との接触開始時の状態で示した図である。

【図6】図4に示した直接差込エレメントの概略的な断面を、接触状態におけるばね領域の変形状態で示した図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録

[広告欄]

ログインすれば広告は減ります

ログインすれば広告は減ります