特許5955653IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

焼成物の六価クロム溶出量を効果的に低減するための方法、及び六価クロム溶出量が効果的に低減された焼成物を製造するための方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、のような焼成物を得るには、必然的に焼成する工程を経るため、その過程で単体のクロムや三価クロムから六価クロム(Cr6+)が生成されるおそれがある。生成した六価クロムは、得られた焼成物から溶出する危険性が高まり、JIS K 0058、環境庁告示第13号法、或いは環境庁告示第46号によっても、その溶出量の基準値が定められている。そのため、路盤材、盛土材及び埋め戻し材等の土工資材やコンクリート用骨材の好適な材料とする上で、かかる危険性を未然に回避することが望まれている。 したがって、本発明の目的は、路盤材、盛土材及び埋め戻し材等の土工資材やコンクリート用骨材の好適な材料となる焼成物を得るにあたって、焼成物から溶出する六価クロムの量を効果的に低減し得る方法を提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

そこで本発明者は、種々検討したところ、特定の鉱物組成を有する焼成物を得るにあたり、原料を焼成する前に、原料中における特定の金属の質量が特定の関係を満たすよう、原料を調合することによって焼成物から溶出する六価クロムの量を効果的に低減できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【発明の効果】
本発明の焼成物の六価クロム溶出量低減方法によれば、良好な強度発現性及び優れた耐久性を保持し、路盤材、盛土材及び埋め戻し材等の土工資材やコンクリート用骨材の好適な材料となり得る焼成物において、焼成物からの六価クロム溶出量を効果的かつ容易に低減することができる。また、本発明の焼成物の製造方法によれば、路盤材、盛土材及び埋め戻し材等の土工資材やコンクリート用骨材の好適な材料となり、かつ六価クロム溶出量が有効に低減された焼成物を得ることができる。したがって、安全性を確保しつつ、急増する廃棄物等を多量に消費する上でも、非常に有用な方法である。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)

全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録

[広告欄]

ログインすれば広告は減ります

ログインすれば広告は減ります