技術分野
射出スリーブ内に供給された金属溶湯を射出プランジャの前進により金型内へ射出充填するダイカストマシン及びダイカストマシンの制御方法
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
しかし、特許文献1に開示されている従来技術は、極めて高速で動作がなされる高速射出工程において、油圧源により動作される油圧制御機構と電動サーボモータを駆動源とする進退制御機構とを協働させることによって、プランジャロッドを前進させて射出充填を行うことから、電動サーボモータよりも駆動力のより大きい油圧源が、主たる駆動源として動作される高速射出工程では、油圧源で動作される油圧制御機構の動作に対し、電動サーボモータを駆動源とする進退制御機構の動作がついていけず協働動作制御させることが困難となり、それにより当該進退制御機構が破損してしまうことがあった。
本発明は、課題に鑑みてなされたものであり、金型のキャビティ内へ金属溶湯を射出充填する射出工程を行う際、当該射出工程で駆動源として適用される油圧動作手段と電動サーボモータの動作制御を協働制御せずに個々制御を行うようにして、機器の破損を回避できるようにしたダイカストマシン及びダイカストマシンの制御方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
請求項1に係るダイカストマシンの発明は、
金属溶湯が供給される筒状の射出スリーブと、該射出スリーブ内で進退される射出プランジャとを備え、前記射出プランジャの前進により金属溶湯を型閉された金型のキャビティ内に射出充填する射出工程の駆動源に電動サーボモータと油圧動作手段とを用いるダイカストマシンであって、
前記射出工程における低速射出工程中と該低速射出工程に続いて行われる当該低速射出工程・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、ダイカストマシンを稼動し、型閉された金型のキャビティ内に金属溶湯を射出充填する低速射出工程や高速射出工程からなる射出工程を行うとき、制御手段が電動サーボモータと油圧動作手段とを別々に動作制御を行うことから、射出工程中に電動サーボモータと油圧動作手段とを並行して動作させ、その合成駆動力により射出プランジャを前進させ、型閉された金型のキャビティ内に金属溶湯を射出充填するときに、従来のように、油圧の駆動源と電動の駆動源が協働して制御されていないため、一方の駆動源(電動サーボモータ)が他方の駆動源(油圧動作手段)の駆動(射出速度)に影響されてしまい、一方の駆動源(電動サーボモータ)が破損してしまうことを防止することが可能となる。また、低速加速射出工程を電動サーボモータと油圧の駆動源で動作させることにより、繰り返し安定性がよくなり成形品が安定する。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明のダイカストマシンの射出機構を示す構成図である。
【図2】 射出工程で低速射出工程及び高速射出工程を行うときの通常射出動作を示す説明図である。
【図3】 高速射出工程を行わずに低速射出工程のみを行う場合において、射出工程の低速一定速度射出工程を、油圧動作手段のみを駆動源として行うときの低速射出動作を示す説明図である。
【図4】 高速射出工程を行わずに低速射出工程のみを行う場合において、射出工程の低速一定速度射出工程を、油圧動作手段及び電動サーボモータを駆動源として行うときの低速射出動作を示す説明図である。
【図5】 ダイカストマシンの射出機構を示す概略構成図であり、(a)は本実施形態の概略構成図、(b)及び(c)は変形例を示している。
1 ダイカストマシン
2 固定ダイプレート
3 固定金型
4 移動ダイプレート
5 移動金型
10 射出機構
11 注入口
12 射出スリーブ
13 射出プランジャ
14 射出ピストン
15 射出シリンダー
16 ピストン型スプール
17 電動サーボモータ
18 駆動伝達ベルト
19 駆動伝達機構
20 電動駆動伝達プレート
21 油圧動作手段
22 アキュームレータ
23 制御弁
24 タンク
25 モータ
26 油圧ポンプ
27 圧力センサ
28 油圧流量調整弁
30 制御手段
31 表示手段
32 キー入力手段
40 電動スプール
41 増圧専用スプール
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