技術分野
電子モジュールに係り、詳しくは、合成樹脂製のベース部に対してインサート成形により埋設されたリードフレームに電子部品が接続された電子モジュールに関するものである。
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
金属材料と合成樹脂材料は熱膨張率が大きく異なるため、リードフレームを形成するための金属板の熱膨張率と、合成樹脂製のベース部の熱膨張率との差により、リードフレームとベース部との間に熱膨張・熱収縮による過剰な応力が集中するおそれがある。
リードフレームに生じる熱には、電子部品とリードフレームを接続するときの熱、電子部品の駆動時(通電時)の熱、外部環境温度による熱、などがある。
その結果、リードフレームがベース部から剥離するという問題が起こる。
また、リードフレームに接続された電子部品のパッケージがセラミックス製の場合、セラミックス材料と合成樹脂材料は熱膨張率が大きく異なる。
そのため、電子部品のセラミックス製のパッケージの熱膨張率と、合成樹脂製のベース部の熱膨張率との差により、電子部品の駆動時(通電時)の熱が原因で、電子部品とリードフレームの接続箇所に熱膨張・熱収縮による過剰な応力が集中するおそれがある。
その結果、電子部品とリードフレームの接続箇所が破損し、電子部品とリードフレームの電気的接続が阻害されるという問題が起こる。
そして、発熱量の大きな電子部品で発生した熱が、リードフレームを介して回路を構成する他の電子部品に伝達され、熱に弱い電子部品が故障を起こすという問題もある。
特に、電子部品の中でも抵抗器は、発熱量が大きいことに加え、一般にパッケージがセラミックス製であるため、前記各問題が顕著である。
本発明は前記問題を解決するためになされたものであって、以下の目的を有するものである。
(1)合成樹脂製のベース部に対してインサート成形により埋設されたリードフレームに電子部品が接続された電子モジュールについて、電子部品が発熱しても、リードフレームがベース部から剥離するのを防止すると共に、電子部品とリードフレームの接続箇所が破損するのを防止可能な電子モジュールを提供する。
(2)前記(1)に加えて、リードフレームを介して伝達された熱により、他の電子部品が故障するのを防止可能な電子モジュールを提供する。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明者らは前記課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、下記のように本発明の各局面に想到した。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】本発明を具体化した一実施形態の電子モジュール10の概略構成を示す平面図(上面図)。
【図2】電子モジュール10の要部縦断面の端面図であり、図1に示すX−X矢示端面図。
【図3】電子モジュール10から電子部品(抵抗器80a,80b、ダイオード81、LED82)を取り外した状態を示す平面図。
【図4】電子モジュール10のリードフレーム30を示す平面図。
【図5】電子モジュール10の裏面図(下面図)。
【図6】電子モジュール10の回路図。
【図7】電子モジュール10を光源モジュールとして組み込んだ照明装置100の分解斜視図。
10…電子モジュール
20…ベース部
25…透孔
26,27…モールド部
28…囲繞部
S…間隙
L…スリット
30…リードフレーム
32〜34…接続部(第1接続部)
35…接続部(第2接続部、第3接続部)
36…接続部(第2接続部)
31a…接続部31の端部
36a…接続部36の端部
40…パッド(第1パッド)
41…パッド(第2パッド)
42…パッド(第2接続部)
50〜53,60〜63…バネ部
70a,70b,71a,71b,72a,72b,73a〜73c…ランド
K…傾斜部
80a,80b…抵抗器(第1電子部品)
Ta…端子(第1端子)
Tb…端子(第2端子)
U…ハンダ層(接続箇所)
81…ダイオード(第3電子部品)
82,82a,82b…LED(第2電子部品)
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