特許5974115IP Force 特許公報全文掲載

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

[0002] 固定フォーマット文書の編集が望まれているが、可変フォーマットのソース文書を使用できないという状況では、固定フォーマット文書を可変フォーマット文書に変換する必要がある。変換は、固定フォーマット文書を解析することと、固定フォーマット文書の基礎的物理レイアウト・エレメントを、可変フォーマット文書で用いられる複雑な論理エレメントへと変換することとを含む。既存の文書変換器は、数式や数学表現などのような複雑なエレメントに遭遇すると、固定フォーマット文書のレイアウト(例えば、テキスト枠、行間隔、文字間隔、およびイメージ)の視覚的忠実性を保つように設計された基本的技術に頼るが、これは出力文書の可変性を犠牲にする。その結果として、可変フォーマット文書は限定されたものとなり、真に役立つ可変フォーマット文書にするためには、ユーザーが実質的に手動で再構築を行うことが必要となる。これらのこと及び他のことを考慮して、本発明がなされた。 [0003] 下記の簡単な概要は、以下の詳細な説明で更に説明する概念のうちの選択したものを、簡素化した形で紹介するものである。この簡単な概要は、特許請求の範囲に記載の主題事項の鍵となる特徴や本質的な特徴を特定することを意図しておらず、また、特許請求の範囲に記載の主題事項の範囲を限定するために用いることを意図していない。 [0004] 式検出エンジンの1つの固定フォーマット文書を可変フォーマット文書に変換する変換プロセスの一部として、関連する式検出方法を行う。式検出エンジンは、数式の一部であり得るエレメントを識別すること、およびそれらのエレメントを、それらのエレメントの相対位置に基づいて式エリアへとグループ化することにより、初期の式エリアを作成する。式シード(formula seed)は、式の一部であることの何らかのインジケーションを持つテキスト・エレメントであり、例えば、数学的表現を表示するために独占的またはほぼ独占的に用いられるフォントで書かれた文字列や、数式で独占的またはほぼ独占的に用いられる数学演算子や記号やキーワードなどである。式シードが識別されると、式検出エンジンは、検出されたそれぞれの式のシードの周りに式エリア(即ち、境界)を定め、近接性に基づいて式シードと他のエレメントとをグループ化するように境界を拡張する。式エリアの境界ボックスに囲まれるページ・エレメントの全ては、取り込んだエレメントと見なされる。 [0005] 次に、式検出エンジンは、式エリアと周囲の何れもの標準的テキスト(即ち、数式の一部ではないテキスト・エレメント)との間での重複を除去するが、この除去では、標準的テキストと重複する式エリアを垂直方向の位置に基づいて細分し、水平方向の間隔に基づいて式エリアを分離する。式検出エンジンは、始めに、それぞれの式エリアを分析して、式エリアが標準的テキストの何れかのエリアと重複するか否かを判定する。式エリアが何れかの標準的テキストと重複する場合、式検出エンジンは、垂直方向の位置に基づいて、取り込んだエレメントをグループ化することにより、式エリアを分割する。新たな式エリアが、取り込んだエレメントの各グループの周りに作成される。式検出エンジンは、新たな式エリアを、標準的テキストとの重複に関して分析し、標準的テキストを含む何れの新たな式エリアも更に分割される。式エリアが分割されると、式検出エンジンは、取り込んだエレメント間の水平方向の間隔に従って、それぞれの式エリアを分離する。 [0006] 最後に、式検出エンジンは、近接性に基づいて何れの隣接する式エリアをも合併することにより、数式を流動性エレメントとして再構築する。式検出エンジンは、ページにおける別の行に現れる式エリアを合併することを避けるために、隣接するテキスト・エレメントの位置についての情報を用いる。水平方向で重複し(即ち、少なくとも部分的に垂直方向に整列されている)且つ選択された垂直方向の分離距離内にある式エリアは、合併候補としてグループ化される。式検出エンジンは、式エリア間の垂直方向の分離に従って合併候補を順序付け(例えば、ソート)し、2つの式エリアがまだ合併されておらず且つ別個の行にない場合には、合併候補の2つの式エリアを、新たな式エリアと置換する。 [0007] 添付の図面および後の説明で、1以上の実施形態の詳細を説明する。他の特徴および利点は、後の詳細な説明を読み、関連する図面を検討することにより、明らかになるであろう。後の詳細な説明は単なる例示であり、特許請求の範囲に記載の発明を限定するものではないことが、理解される。 [0008] 更なる特徴、態様、および利点は、後の詳細な説明、添付の特許請求の範囲、および付随する図面を参照することにより、更によく理解できるであろう。図面では、詳細を明瞭に示すために尺度を正確なものとしておらず、また、幾つかの図面を通して、同じ参照符号は同じエレメントを示す。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】図1は、式検出エンジンを含むシステムを例示する。

【図2】図2は、文書プロセッサーの1つの実施形態の動作フローを示すブロック図である。

【図3】図3は、式検出方法の1以上の実施形態を示すフローチャートである。

【図4】図4は、式検出方法において用いられる初期の式エリアを作成するためのプロセスの1つの実施形態を示すフローチャートである。

【図5A】図5Aは、標準的テキストの連の中に現れる幾つかの数式および等式を含む固定フォーマット文書から解析されたデータの選択された位置へ適用される式シードを識別する例示のオペレーションを、グラフィックで示す。

【図5B】図5Bは、初期の式エリアを作成するプロセスの1つの実施形態からの例示のオペレーションをグラフィック的に示す。

【図6】図6は、式検出方法で用いられる、式エリアと標準的テキストとの間での重複を除去するためのプロセスの1つの実施形態を示すフローチャートである。

【図7A】図7A〜Dは、式検出方法の1つの実施形態で用いられる、式エリアと標準的テキストとの間での重複を除去するためのプロセスの1つの実施形態からの選択された例示のオペレーションを、グラフィックで示す。

【図7B】図7A〜Dは、式検出方法の1つの実施形態で用いられる、式エリアと標準的テキストとの間での重複を除去するためのプロセスの1つの実施形態からの選択された例示のオペレーションを、グラフィックで示す。

【図7C】図7A〜Dは、式検出方法の1つの実施形態で用いられる、式エリアと標準的テキストとの間での重複を除去するためのプロセスの1つの実施形態からの選択された例示のオペレーションを、グラフィックで示す。

【図7D】図7A〜Dは、式検出方法の1つの実施形態で用いられる、式エリアと標準的テキストとの間での重複を除去するためのプロセスの1つの実施形態からの選択された例示のオペレーションを、グラフィックで示す。

【図8】図8は、式検出方法で用いられる、個々の式を再構築するプロセスの1つの実施形態を示すフローチャートである。

【図9A】図9A〜Bは、式検出方法で用いられる、個々の式を再構築するプロセスの1つの実施形態からの選択された例示のオペレーションを、グラフィックで示す。

【図9B】図9A〜Bは、式検出方法で用いられる、個々の式を再構築するプロセスの1つの実施形態からの選択された例示のオペレーションを、グラフィックで示す。

【図10】図10は、式検出エンジンの実施形態を実行する例示のタブレット計算デバイスを示す。

【図11】図11は、式検出エンジンの実施形態の実施に適した例示の計算デバイスの簡素化したブロック図である。

【図12A】図12Aは、式検出エンジンの1つの実施形態を実行するモバイル計算デバイスの1つの実施形態を示す。

【図12B】図12Bは、式検出エンジンの実施形態の実施に適した例示のモバイル計算デバイスの簡素化したブロック図である。

【図13】図13は、式検出エンジンの実施形態の実施に適した例示の分散型計算システムの簡素化したブロック図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

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