技術分野
煙感知器の動作試験に用いられる加煙試験器具用の発煙体、加煙試験器具及び加煙試験方法
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
しかし、例えば特許文献1の加煙試験機によれば、試験油が焦げて異臭がしたり、油煙が煙感知器の表面及び天井面に付着してこれらを汚したり、付着した油に更に塵埃類が付着したりして、煙感知器及び天井面を汚すおそれがあるという問題があった。また更に、煙感知器への油煙や塵埃類の付着により該煙感知器の感度を低下させるおそれがあるという問題があった。
また、例えば特許文献2の加煙試験機によれば、発煙体としてガスボンベを使用しているため製造コストが嵩むという問題があった。
また、ガス噴射量の制御が容易でないため、疑似煙を高濃度に噴射した場合には、試験で噴射した疑似煙を除去して通常の検知可能状態に復旧させるのに時間が掛かり、また、疑似煙を低濃度に噴射した場合には、煙感知器による検知に時間が掛かり、いずれの場合であっても、点検の作業効率が悪いという問題があった。
また、工業用線香を用いた加煙試験機もあるが、かかる加煙試験機はにおいが強いため、多数の人が集まる建物内での使用は敬遠され、また、火種を使うため、周囲のものを焦がしてしまうおそれがあり、或いは試験対象の煙感知器に煙跡を付けて汚してしまうおそれがあるという問題があった。
そこで、本発明は、の課題に鑑み、煙感知器や天井面を汚すことなく、的確、迅速、かつ低製造コストで煙感知器の動作試験を行うことのできる加煙試験器具
の発煙体、該発煙体を備えた加煙試験器具、及び該発煙体を用いた加煙試験方法 を提供することを課題とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
請求項1の発明は、煙感知器の動作試験を行う際に用いられる加煙試験器具に設けられ、擬似煙を生じさせる加煙試験器具用の発煙体において、先端に疑似煙の放出口を有する筒体と、該筒体内に配置されたヒータと、該ヒータの熱により気化する水溶性液体を保持しかつ該水溶性液体を前記ヒータに供給する液体供給部とを備え、前記ヒータは、棒状又は板状の導電性部材により形成され、このヒータの表面に沿って前記液体供給部が配・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、水溶性液体を霧化した煙を発生させるものであるため、煙感知器や天井面に粘性のある油煙等を付着させて汚したり、更に塵埃類を付着させたりすることを回避して、煙感知器を好適に動作確認することができるという効果を奏する。また、水溶性液体を用いた煙は蒸発するものであるため、煙感知器に付着したままとなって感度に影響を与えることを回避することができるという効果を奏する。
また、安価な成分の水溶性液体及び安価な部材により発煙体を製造することができるため、加煙試験器具の製造コストを抑えることができるという効果を奏する。
また、水溶性液体として匂いの少ない成分もしくは無臭の成分、又は人に好まれやすい匂いの成分を選択的に用いることができるという効果を奏する。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 は、本発明の一実施形態として示した発煙体を適用した加煙試験器具の正面図である。
【図2】 は、本発明の一実施形態として示した発煙体を適用した加煙試験器具の概略構成を示した模式図である。
【図3】 は、本発明の一実施形態として示した発煙体を適用した加煙試験器具の操作部の内部を示した正面図である。
【図4】 は、本発明の一実施形態として示した発煙体の変形例を示した一部断面図である。
【図5】 は、本発明の一実施形態として示した発煙体の変形例を示した一部断面図である。
【図6】 (a),(b)は、本発明の一実施形態として示した発煙体の変形例を示した一部断面図である。
【図7】 は、本発明の一実施形態として示した発煙体の変形例を示した一部断面図である。
【図8】 は、本発明の一実施形態として示した発煙体の変形を示した一部断面図である。
【図9】 は、本発明の実施形態として示した発煙体を適用する加煙試験器具の他の例を示した正面図である。
1A 加煙試験機(加煙試験器具)
2 発煙体
3 加煙部
6 筒体
7 ヒータ
8 液体供給部
9 放出口
40 液体保持容器
K 煙感知器
S 擬似煙
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