技術分野
車体と電気的に導通する金属製の支持部材に車両部品を取り付ける取付具
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
のような取付具1では、クッション部材18が経年劣化により弾性復元力が小さくなると、ナット5の緩み防止効果が低下してくる。そうすると、ナット5が緩んで脱落する可能性がある。
また、ナット5の緩みが発生すると、取付具1におけるボルト12、ブラケット14、ワッシャ16およびナット5が金属同士で接触した状態を安定して維持できなくなり、車体のアース性能が低下することがある。その場合、ラジオ受信感度が低下し、ラジオノイズが発生するという問題が生じうる。
さらに、のように取付具1を用いて車両部品3を組み付けるとき、組付作業者はボルト12のねじ部12cを車両部品3に通した後にワッシャ16を挿通する必要があり、ワッシャ16を落としてしまう等の煩雑さがあった。
本発明の目的は、ナットの緩みを防止して車体のアース性能を安定維持するとともに、車両部品の組付作業性を向上させることができる取付具を提供することである。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明に係る取付具は、車体と電気的に導通する金属製の支持部材に車両部品を取り付ける取付具であって、前記車両部品を締結して取り付ける金属製のボルトであり、頭部と該頭部に連結される中間部と該中間部に連結されるねじ部とを有し、前記支持部材の取付穴に挿通される前記ボルトのねじ部にナットが螺合されて前記車両部品を前記支持部材に締結するボルトと、前記ボルトのねじ部が挿通される貫通孔を有して該貫通孔の周縁・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明に係る取付具によれば、ナットを締め付けて車両部品を支持部材に締結したとき、取付具を構成するボルト、ブラケットおよびワッシャは金属同士が確実に接触した状態で固定される。また、経年劣化によってナット緩みを生じさせる原因となるクッション部材を用いていないことで、締め付け当初の締結力を維持することができ、ナット緩みを効果的に抑制できる。これらのことから、ナットの脱落を防止できるとともに、取付具と金属製の支持部材との電気的導通状態を安定して維持することができる。したがって、取付具を介して車体をアース接続する場合におけるアース性能が向上し、車載のラジオの受信感度低下やラジオノイズの発生を抑制できる。さらに、ワッシャがブラケットに一体化されていることで、取付具を用いての車両部品の組付作業性が向上する。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 従来の取付具を示す断面図である。
【図2】 図1の取付具を用いて車両部品が車体を構成する支持部材に取り付けられた状態を示す断面図である。
【図3】 本実施の形態の取付具におけるワッシャの斜視図である。
【図4】 図3のワッシャの係止腕部がブラケットの係止孔に挿通された状態を示す図である。
【図5】 図4のワッシャの係止腕部が屈曲されてブラケットと一体化された状態を示す図である。
【図6】 図5の取付具を用いて車両部品が車体を構成する支持部材に取り付けられた状態を示す、図2に対応する断面図である。
1,2 取付具、3 車両部品、3a (車両部品の)貫通孔または取付穴、4 支持部材、4a (支持部材の)取付穴、5 ナット、12 ボルト、12a 頭部、12b 中間部、12c ねじ部、13 (ボルトの)段部、14 ブラケット、15 (ブラケットの)貫通孔、16 ワッシャ、18 クッション部材、20 ブラケット、21 係止孔、22 ワッシャ、24 ワッシャ部、25 ボルト穴、26 係止腕部、27 (係止腕部の)段部。
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