特許6020352IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

例えば自動車の室内に空調空気を供給するダクト装置

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところが特許文献1に記載のダクト装置においては、その表1からも明らかなように、サイド開口の長手方向の位置によって吹き出す空調空気の風速が異なるという問題があった。すなわちサイド開口の下流側で風速が大きく、上流側で風速が小さいという現象があった。特に乗員が僅かに感じるレベルの風速1〜2m/秒においては、僅かな風速の違いでも知覚されるため違和感がある。 本発明は事情に鑑みてなされたものであり、サイド開口から吹き出す空調空気の風速をその長手方向で極力均一にすることを解決すべき課題とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題を解決する本発明のダクト装置の特徴は、一端部が空調装置に連結されて内部に空調空気が流通する筒状のダクトを有するダクト装置であって、ダクトの他端部には空調空気の少なくとも一部が衝突する邪魔板を備え、ダクトの側壁にはダクトの一端部から供給される空調空気の流れ方向に沿って延設されダクトの内外を連通する細長形状のサイド開口を備え、ダクトの内壁には、邪魔板の近傍で圧力が高まることでダクトの上流・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
特許文献1に記載のダクト装置では、ダクトの下流側端部に遮蔽壁が存在している。そのため空調空気の圧力は遮蔽壁近傍で最も高くなり、その上流側に存在するサイド開口から吹き出す空調空気の風速は、遮蔽壁側が最も大きく反対の上流側が小さいという現象があった。 本発明のダクト装置においても、一端部からダクトに流入した空調空気の少なくとも一部は下流側の邪魔板に衝突する。したがって邪魔板近傍の空調空気の圧力が高まるため、空調空気は上流側へ逆行してサイド開口から流出しようとする。しかし本発明のダクト装置によれば、この空調空気の流れが板状の規制リブによって分流されるため、規制リブによって邪魔板の近傍でサイド開口へ向かう空調空気の圧力が高まるのを規制でき、上流側から供給される空調空気の圧力との差が小さくなると考えられる。したがってサイド開口から吹き出す空調空気は、その長手方向で風速がほぼ均一となる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の一実施例に係るダクト装置をもつコンソールボックスの断面図である。

【図2】本発明の一実施例に係るダクト装置をもつコンソールボックスの部品構成を示す分解断面図である。

【図3】本発明の一実施例に係るダクト装置をもつコンソールボックスの概略断面図である。

【図4】本発明の一実施例に係るダクト装置の断面図である。

【図5】本発明の第2の実施例に係るダクト装置の断面図である。

【図6】比較例に係るダクト装置の断面図である。

【図7】実施例及び比較例のダクト装置における風速分布を示す棒グラフである。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1:ボックス本体 2:右サイドパネル 3:左サイドパネル   4:リッド 5:リアレジスタ 10:底板   11:取付脚部 12:フランジ部 13:側壁(内壁D)   14:横リブ(内壁B) 15:邪魔板 16:後壁   20,30:板部(内壁C) 21,31:第1リブ 22,32:第2リブ(内壁A)   23,33:第3リブ 24,34:サイド開口 25,35:規制リブ   26,36:縦リブ

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