特許6024791IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

太陽電池保護シートに用いた際、長期の耐防湿性維持に適した太陽電池用無機薄膜形成基材ポリエステルフィルムの製造方法に関する。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

前述のように、太陽電池保護シートに用いるポリエステル樹脂は耐久性向上を目的として、固相重合処理などを行い、フィルム樹脂中のカルボキシル末端濃度を低く抑えることが一般的である。さらに、前記固相重合処理などを行うことによって環状三量体量を低減する効果も得られる。 前述のように太陽電池モジュールは絶縁防止や発電素子の劣化防止のため高度なバリア性(防湿性)が必要とされる。しかしながら、太陽電池モジュールの使用期間を20年以上として見据えた場合、前述のポリエステルフィルムでは、長期の防湿性維持が十分少ないとは言えない場合があった。 本発明の目的は、課題に鑑み、長期の防湿性維持が可能な太陽電池用無機薄膜形成基材ポリエステルフィルムの製造方法を提供するものである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者は、太陽電池保護シートの長期防湿性維持について鋭意検討した結果、保護シートに用いる無機薄膜形成基材ポリエステルフィルムの表面に環状三量体の結晶物による無数の突起が存在すると熱プレス時に金属又は金属酸化物系薄膜層などの高耐久防湿層にキズや無数の凹みを生じることがあり、これが防湿性を低下させることを見い出した。すなわち、フィルム表面に析出した環状三量体が大きさ1μm以上、時には5μm以上・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明により得られる太陽電池用無機薄膜形成基材ポリエステルフィルムは、表面に存在する環状三量体量が少ない。そのため、長期の防湿性を阻害する環状三量体からなる突起が少なく、太陽電池用無機薄膜形成基材ポリエステルフィルムとして長期の防湿性維持に好適である。
さらに、本発明の好ましい態様では、フィルム表面に被覆層を有するため、長期の防湿性維持により好適である。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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