技術分野
空気入りタイヤ
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ベルトに大きな外径を有するコードを用いて、タイヤの剛性が調整されることがある。このベルトは、高い剛性を有する。このベルトは、操縦安定性に寄与しうる。しかし、このベルトは乗り心地に影響する。しかも、大きな外径を有するコードは質量の増加を招来する。
ベルトに含まれるコードの密度を高めて、タイヤの剛性が調整されることがある。このベルトは、高い剛性を有する。このベルトは、操縦安定性に寄与しうる。しかし、このベルトは乗り心地に影響する。このベルトに含まれるコードの本数が多いので、このベルトは質量の増加を招来する。
大きな厚みを有するサイドウォールを採用し、タイヤの剛性が調整されることがある。このサイドウォールは、操縦安定性に寄与しうる。しかし、このサイドウォールは乗り心地に影響する。しかも、このサイドウォールは質量の増加を招来する。
前述の、短繊維を含む部材によれば、質量の増加を抑えつつ、タイヤの剛性を調整できる。しかし、短繊維を多く含む部材の伸びは小さい。このため、タイヤの加硫工程において、ブラダーが膨張しローカバーが変形するとき、この部材がこの変形に追随できないことがある。ローカバーの変形を伴う製造方法では、短繊維を多く含む部材は採用できないという問題がある。
図11に示されたタイヤ62では、荷重支持層76は、ゴム組成物を押し出して得たシートを用いて形成される。形成のとき、シートの一端とその他端とが継ぎ合わされる。このタイヤ62のローカバーでは、荷重支持層76に継ぎ目がある。
前述したように、タイヤ62の加硫工程では、ブラダーが膨張しローカバーが変形する。この変形は例えば、荷重支持層76に形態変化を招来する。前述したように、荷重支持層76には継ぎ目がある。継ぎ目の部分の強度は、この継ぎ目のない部分の強度よりも小さい。このため、ローカバーが変形すると、継ぎ目の部分において、形態が顕著に変化する。このタイヤ2では、継ぎ目の部分の形態がこの継ぎ目のない部分の形態と相違することがある。この形態の相違がパンクによってタイヤ62の内圧が低下した場合における、このタイヤ62の耐久性(ランフラット耐久性とも称されている。)に影響することがある。
本発明の目的は、質量の増加を抑えつつ、乗り心地を損なうことなく操縦安定性の向上が達成された空気入りタイヤの提供にある。さらに本発明の他の目的は、質量の増加を抑えつつ、パンクによってタイヤの内圧が低下した場合における、耐久性の向上が達成された空気入りタイヤの提供にある。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明に係る空気入りタイヤは、トロイダル状の中子の外面において組み立てられ、モールドとこの中子との間に形成されたキャビティ内で加圧及び加熱されることにより形成される。このタイヤは、その外面がトレッド面をなすトレッドと、それぞれがこのトレッドの端から半径方向略内向きに延びる一対のサイドウォールと、それぞれがサイドウォールよりも半径方向略内側に位置する一対のビードと、トレッド及びサイドウォー・・・ 続きを
知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明に係る空気入りタイヤでは、質量の増加を抑えつつ、乗り心地を損なうことなく操縦安定性の向上が達成される。本発明に係る他の空気入りタイヤでは、質量の増加を抑えつつ、パンクによってタイヤの内圧が低下した場合における、耐久性の向上が達成される。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)
この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 図1は、本発明の一空気入りタイヤの一部が示された断面図である。
【図2】 図2は、図1のタイヤの一部が示された拡大断面図である。
【図3】 図3は、図2のIII−III線に沿った断面図である。
【図4】 図4は、図3の補強層の短繊維が示された模式図である。
【図5】 図5は、補強層の形成に用いるテープの一部が示された斜視図である。
【図6】 図6は、図1のタイヤの製造の様子が示された模式図である。
【図7】 図7は、図1のタイヤの製造の図6とは別の様子が示された模式図である。
【図8】 図8は、図1のタイヤの製造の図7とは別の様子が示された模式図である。
【図9】 図9は、図1のタイヤの製造の図8とは別の様子が示された模式図である。
【図10】 図10は、本発明の他の空気入りタイヤの一部が示された断面図である。
【図11】 図11は、従来のタイヤの一部が示された断面図である。
2、62,92・・・タイヤ
4、64、94・・・トレッド
6、68、96・・・サイドウォール
8、72、100・・・ビード
10、74、102・・・カーカス
12、78、104・・・ベルト
14、82、108・・・インナーライナー
16・・・補強層
26a、26b・・・パート
28a、28b、86、124a、124b・・・コア
30a、30b、88、126・・・エイペックス
42・・・短繊維
44・・・マトリクス
50・・・テープ
56・・・キャビティ面
58・・・外面
60・・・キャビティ
76、114・・・荷重支持層
112・・・補強層
全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録