技術分野
制振構造、および、それに用いる制振シート材、詳しくは、電気・電子機器などの筐体や部品を構成する部分で生じる振動を低減させるように構成される制振構造、およびそれに用いる制振シート材に関するものである。
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
しかしながら、電気・電子機器などの筐体には、小型化が求められている。そのため、そのような内部空間が狭い筐体内部に制振材を配置すると、筐体内部の部品に制振材が接触して変形したり、また、内部温度が上昇したときに、制振材を構成する樹脂が垂れたり、流れ出す場合がある。そうすると、制振材の周辺が汚染されるという不具合を生じる。
また、制振剛板は、加工性が不良で、筐体設計の自由度が確保できず、小型化を十分に図ることができないという不具合がある。
本発明の目的は、制振シート材に変形や垂れが生じにくく、小型化を図りつつ、良好な制振性を備える制振構造、および、それに用いられる制振シート材を提供することにある。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
目的を達成するために、本発明の制振構造は、弾性率が1.0×1010Pa以上である振動部材と、弾性率が1.0×1010Pa以上である非振動部材と、前記振動部材において発生する振動が前記非振動部材に伝達される経路において、前記振動部材と前記非振動部材との間に介在され、ガラス転移点が−25℃以上であって、架橋されてなるスチレン共重合体系ゴムを含有するシート材とを備えることを特徴としている。
【発明の効果】
本発明の補強構造に使用される制振シート材は、ガラス転移点が−25℃以上であって、架橋されてなるスチレン共重合体系ゴムを含有する。そのため、制振シート材は、高温環境下でも、変形や垂れなどが生じにくい。
また、本発明の補強構造では、前記振動部材において発生する振動が前記非振動部材に伝達される経路において、弾性率が1.0×10
10Pa以上である振動部材と、弾性率が1.0×10
10Pa以上である非振動部材との間に、本発明の制振シート材が介在されている。そのため、補強構造の小型化を図りつつ、振動部材を十分に制振することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】図1は、本発明の制振構造の一実施形態の側断面図である。
【図2】図2は、本発明の制振構造の他の実施形態(非振動部材の内部に振動部材が収容されている構造)の側断面図である。
【図3】図3は、本発明の制振部材を用いた制振構造の一実施形態(振動部材と、制振シート材とが、間隔を隔てて配置されている構造)の側断面図である。
1 制振構造
2 振動部材
3 非振動部材
4 制振シート材
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