特許6045524IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

埋設金属体の交流腐食リスク計測評価方法及び計測評価システムに関するものである。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

(i),(ii)の条件は、クーポン電流の時系列変化が埋設金属体に誘起された交流誘導電圧によるものであることを判別していると言える。埋設金属体に誘起された交流誘導電圧が交流腐食の駆動力になることは知られているが、交流腐食の発生メカニズムが明らかにされていない中で、クーポン電流の時系列変化が商用周波数の正弦波に該当するか否かの(i),(ii)の条件のみでは必ずしも交流腐食の発生リスクを正確に把握しているとは言い難い問題がある。 また、(i),(ii)の条件では、正弦波に該当しないような歪んだ波形であっても条件を満たす場合があり、このような場合にも、交流腐食発生リスクを過大に評価してしまう問題があった。 本発明は、このような問題に対処することを課題の一例とするものである。すなわち、埋設金属体のコーティング欠陥部において、アノード電流とカソード電流がそれぞれ連続した時間帯を有して金属と電解質との界面を流れるときに交流腐食が発生するという新たな知見に基づき、カソード防食された埋設金属体に対して交流腐食発生リスクを正確に評価すること、が本発明の目的である。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

このような目的を達成するために、本発明は、明細書に記載された幾つかの発明のうち以下の構成を具備するものである。
【発明の効果】
このような特徴を有する埋設金属体の交流腐食リスク計測評価方法及び計測評価システムによると、交流腐食が発生する予兆となるアノード電流とカソード電流の存在を確認した上でクーポン交流電流密度に基づく交流腐食リスクの評価を行うことができる。これによって、交流腐食を過大に評価することなく正確なリスク評価が可能になる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】クーポン交流電流密度の最大値Ia.c.maxが計測された時刻における単位計測時間Ts内の計測値波形の一例を示した説明図である。

【図2】本発明の一交流腐食リスク計測評価システムを示した説明図である。

【図3】交流腐食リスク評価手段の評価フローの一例を示した説明図である。

【図4】交流腐食リスクの計測評価に加えて分極電位計測を行うパイプラインのカソード防食状況計測評価システムを示した説明図である。

【図5】図4のシステムにおける計測タイムチャートを示した説明図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1:パイプライン,1C:プラスチックコーティング,2:クーポン,   10:計測装置,10X:半導体リレー,10Y:電圧計,   10a〜10d:接続端子,11:シャント,   12:ローパスフィルタ,13:A−Dコンバータ,14:演算処理手段,   14A:クーポン電流計測手段,14B:クーポン直流電流密度算出手段,   14C:クーポン交流電流密度算出手段,   14D:最大クーポン交流電流密度抽出手段,15:データ記憶手段,   20:外部演算処理装置,21:演算処理手段,   21A:極性判別手段,21B:出現時刻差算出手段,   21C:ひずみ率算出手段,21D:交流腐食リスク評価手段,   L,L1,L2,L3,L4:電線

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