特許6051735IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

溶接性および耐遅れ破壊特性に優れた高張力鋼板の製造方法に関し、特に引張強さが1180MPa以上の高張力鋼材として好適なもの

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特許文献1に記載の技術は合金成分を高めて焼入焼戻処理する鋼板の製造方法であり、多くの合金を添加するので、製造コストが高く、溶接性が低いと言う問題がある。 特許文献2、3、4に記載の焼戻し処理を省略する高強度鋼板は、引張強度が780MPa程度であり、より高強度の鋼材の要求に応えられないという問題がある。 また、特許文献5、6に記載されている方法により、引張強度が1180MPa以上の高強度鋼板を得ようとする場合、焼戻し温度が高く製造性が劣り、多くの合金を添加する必要があるため溶接性が低下すると言う問題がある。 本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、引張強度が1180MPa以上で、従来の鋼材より溶接性および耐遅れ破壊特性に優れた高張力鋼板の製造方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、課題を解決するために、1180MPa以上の強度と溶接性、耐遅れ破壊特性を有する鋼板について鋭意研究を重ねた結果、焼戻し処理時における鋼材の板厚方向中心部の昇温速度および焼戻し温度および保持時間を規定することによって、炭化物の生成、粗大化が効果的に抑制され、拡散性水素の炭化物への集積を抑えることができ、従来材よりも溶接性および耐遅れ破壊特性に優れた高張力鋼板を得ることが可能と・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明を用いることで、引張強度が1180MPa以上の高強度を有するとともに、溶接性および耐遅れ破壊特性に優れる高張力鋼を安価に安定して製造することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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