特許6052224IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

この発明は、内燃機関の制御装置

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、ガソリンとアルコールとが混合された燃料を使用する内燃機関においては、燃焼時の未燃アルコール及び燃焼時に発生する水分が燃焼室内のボア壁面のオイルに含まれるカルシウム成分と反応し、炭酸カルシウム、硫酸カルシウムなどの堆積物を生じることがある。この堆積物が生じることで、ボア壁面とピストンリングとの摺動摩擦が増える。この結果、ピストンの潤滑不足が生じやすくなる。 この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、ガソリンとアルコールとが混合された燃料を使用する内燃機関において、炭酸カルシウム、硫酸カルシウムなどの堆積物を生じることによるピストンの潤滑不足が生じることを抑制することができる内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

第1の発明は、の目的を達成するため、ポート噴射弁を備えるガソリン及びアルコールの混合燃料を使用可能な内燃機関の制御装置であって、 前記内燃機関の運転時の負荷を検出する負荷検出手段と、 前記混合燃料のアルコール濃度を検出するアルコール濃度検出手段と、 前記負荷検出手段によって検出された負荷が所定負荷値より高く、かつ、前記アルコール濃度検出手段によって検出されたアルコール濃度が所・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、内燃機関の運転時の負荷が所定負荷値より高く、かつ、混合燃料のアルコール濃度が所定濃度値より高い場合に、同期噴射期間における燃料噴射量を負荷に応じて増量するので、多量の燃料をボア壁面に付着させ、その燃料の気化によりボア壁面を冷やすことができる。さらに、多量の燃料がボア壁面に付着するため、ボア壁面のオイルが燃料によって希釈される。これにより、オイルのカルシウム成分と水とが反応しにくくなるため、堆積物が生成しにくくなる。従って、アルコール濃度が高い場合、つまり水分が多い場合であっても、オイルのカルシウム成分と燃料中の水分とが反応してボア壁面に堆積物が付着することを抑制することができる。
また、本発明によれば、内燃機関の運転時の負荷が所定負荷値より高く、かつ、混合燃料のアルコール濃度が所定濃度値より高い場合に、非同期噴射期間における燃料噴射量を一定にするので、同期噴射期間に噴射された燃料の多くをボア壁面に付着させたとしても、非同期噴射期間において一定量噴射された燃料によって、筒内での燃焼に支障が出るような状況を未然に回避することもできる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の実施の形態1にかかる内燃機関の制御装置の構成を、これが適用される内燃機関の構成とともに示す図である。

【図2】実施の形態1の内燃機関における同期噴射燃料増量制御を説明するための図である。

【図3】実施の形態1においてECUで実行されるルーチンのフローチャートである。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

2 内燃機関   4 気筒   8 クランク角センサ   12 インジェクタ   23 吸気圧センサ   31 アルコール濃度センサ   40 演算処理装置(ECU)

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