特許6053541IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

前面パネルと排気入口の間に排気フィルターを有する換気装置

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、近年は換気装置の薄型化が求められており、そのためには前面パネルと排気入口の間隔を狭くする必要があり、排気フィルターも薄型化する必要がある。しかし、排気フィルターの薄型化のために外周リブ枠と直線リブ枠の厚みを薄く成型すると、直線リブ枠は剛性が低くなる。そのため、ネットフィルターの清掃の際に掃除機のノズルなどで排気フィルターに前面から背面側の奥に向かって荷重がかかった場合には、排気送風機方向へ直線リブ枠が容易に変形してしまう。そして、排気フィルターが排気ファンの固定ナットに接触し、排気フィルターの破損の原因となるという問題点があった。 このような問題は、外周リブの厚みを厚くし、排気フィルターを本体ファンケーシングから離すことで解決できる。つまり、排気フィルターを本体ファンケーシングから離すことで、排気フィルターに前面から背面側の奥に向かって荷重がかかって変形してしまった場合でも、排気ファンの固定ナットと排気フィルターとの接触を防ぐことができる。しかし、この場合には、外周リブ枠の厚みを厚くした分、排気流経路が封鎖されてしまい排気性能が悪化するという新たな問題が発生する。 また、一般に樹脂製である外周リブ枠と直線リブ枠を、例えば剛性の高い金属で構成することで、排気フィルターの変形を防ぐ対策法もあるが、この場合には、工作性が悪くかつコスト増となる問題があった。 本発明は、前記のような課題を解決するためになされたもので、排気性能の悪化を招くことなく、排気ファンの固定ナットと排気フィルターとの接触を防止できるようにすることを第1の目的とする。加えて、これを低コストで実施できるようにすることを第2の目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明に係る換気装置は、前面に排気入口を有する本体と、本体の前面に排気入口を隙間を介して覆うように取り付けられた前面パネルと、排気入口を覆う排気フィルターと、排気フィルターに対向させて本体内に設置された排気送風機とを備えた換気装置において、排気送風機は、排気ファンと、排気ファンを駆動するモーターと、排気ファンの前面の中心部に配置され、排気ファンをモーターのシャフトに固定する固定ナットとを備え・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明の換気装置によれば、排気フィルターに前面から背面側の奥に向かって荷重がかかり排気フィルターが変形しても、突出部の裏面のくぼみが、排気ファンの固定ナットの逃がしとして機能し、排気フィルターと固定ナットとの接触を防止する。また、突出部は排気フィルターの外周部よりも風量が少ない中央部に設けているので、外周リブ枠の厚みを増す場合に比べて排気風路の封鎖を抑えることができ、排気性能の低下を抑えることができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の換気装置の分解斜視図である。

【図2】本発明の換気装置の換気運転時の換気状態を示す風路の横断面図である。

【図3】本発明の換気装置の換気運転時の換気状態を示す正面図である。

【図4】本発明の換気装置の可変ルーバーを下向きとした場合の換気状態を示す図2のX−X線矢視断面図である。

【図5】本発明の換気装置の可変ルーバーを横向きとした場合の換気状態を示す図2のX−X線矢視断面図である。

【図6】本発明の換気装置を前面パネルを開いた状態で示す斜視図である。

【図7】本発明の換気装置の排気フィルターを表面側から見た斜視図である。

【図8】本発明の換気装置の排気フィルターを裏面側から見た斜視図である。

【図9】本発明の換気装置の排気入口部分の構造を示す横断面図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 前面パネル、1A 接続部、2 風向可変ルーバー、3 前ケーシング、4 後ケーシング、5 熱交換器、6 給気出口、7 排気通風路、8 給気入口、9 排気出口、10 排気入口、11 給気送風機、12 排気送風機、13,14 シャッター、15 開口、16 ドレン皿、17 中ケーシング、18 給気フィルター、19,20 フィルター保持枠、21 排気フィルター、22 ネットフィルター、23 突出部、23a くぼみ、24 外周リブ枠、25 内周リブ枠、26,26a,26b 直線リブ枠、28 排気ファン、29 モーター、30 シャフト、31 固定ナット、32 室内排気流路、33a,33b 仕切り、34 固定部、35 固定爪部、36 差込部、37 仕切り板、38 把手、39 突起、40 給気通風路、41 溝、100 本体、a 排気、b 給気。

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