技術分野
電池モジュールを車両に搭載するとともに、この電池モジュールを保護する構造体
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
車両の燃費向上の観点からは、フレーム構造体に対して軽量化が要求されている。
その一方で、電池モジュールを外部入力から保護する必要もある。
本発明は、軽量で外部入力の吸収性に優れた構造からなる電池モジュール搭載用構造体の提供を目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明に係る電池モジュール搭載用構造体は、車両に電池モジュールを搭載するための構造体であって、ロア部材と、当該ロア部材の上方に配置したアッパ部材との車両前後方向両端部を側面部材でそれぞれ連結することで内部に電池モジュールの搭載空間を形成してあり、少なくとも一方の側面部材は、当該側面部材の上部に沿って車両の幅方向に中空部を形成した上部中空部と、当該上部中空部と連結されその下側に位置する側面中空・・・ 続きを
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【発明の効果】
車両に外部入力が加わると、電池モジュールを内側に収容した構造体にも外部入力が加わる。
本発明に係る構造体にあっては、側面部材が車両の幅方向に沿って中空部を形成した上部中空部と、この上部中空部の下側に連結された側面中空部を有しているとともに、側面中空部には車両の幅方向に所定の間隔を隔てて上下方向の補強部を有するので、外部入力に対して次のような作用効果を有する。
第1に局部的な入力モードに対しては、中空断面部が局部的に凹み変形することでエネルギーを吸収する。
第2に水平方向に撓み変形する入力モード(f
1 )に対しては、例えば図4(a)に構造体を上から見た平面図に示すように、側面部材(フロント部材)が車両幅方向の中央部が後退するように撓み変形する。
このような入力モード(f
1 )が側面部材に加わると、上部中空部が車両の幅方向に延在する中空断面になっているので、強い剛性を確保しながらその水平方向弓状の撓みによりエネルギーを吸収する。
第3に垂直方向(上下方向)に撓み変形する入力モード(f
2 )に対しては、例えば図4(b)に変形した側面部材の車両幅方向中央部の断面図で示すように、側面部材の側面中空部の上下方向中央部が後退するように撓み変形する。
この場合に側面中空部には、所定の間隔を隔てて上下方向の補強部を有しているので、強い剛性を確保しながら上下方向の中央部が後退する側面中空部の撓み変形により、エネルギーを吸収する。
このように本発明における構造体にあっては、側面部材が水平方向の撓み入力モードと垂直方向(上下方向)の撓み入力モードとを総合的にエネルギー吸収するので、側面部材の肉厚を薄くすることができ、全体として軽量化を図ることができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明に係る構造体の斜視図を示し、(a)は車両に取り付けた構造体の車両前後方向フロント側から見た状態、(b)はリア側から見た状態を示す。
【図2】 (a)は構造体の平面視とその正面視及び背面視を示し、(b)は側面視を示す。
【図3】 (a)はA−A線断面図、(b)はB−B線部分断面図を示す。
【図4】 変形モードを模式的に示し、(a)は水平方向の撓み変形、(b)は上下方向(垂直方向)の撓み変形を示す。
1 電池モジュール
10 構造体
11 フロント部材(第1側面部材)
11a 上部中空部
11b 側面中空部
11c 連結部
11e 補強部
12 ロアフレーム
13 リア部材(第2側面部材)
14 アッパフレーム
15 ロアパネル体
16 アッパパネル体
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