技術分野
2−エチルヘキサノールの脱水、得られたオクテン混合物の、イソノナナール異性体混合物へのヒドロホルミル化、続いて行われる対応するイソノナン酸への酸化、およびアルコールとのエステル化による、構造分枝状C9モノカルボン酸からなる混合物のカルボン酸エステルの製造、カルボン酸エステルの混合物の、トリエチレングリコール、ネオペンチルグリコール、および1,3−ブタンジオールとのカルボン酸エステル、ならびにカルボン酸エステルの使用に関する。
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ナフサ分解に由来するC4留分に基づくオクテン類の入手可能性が制限されておりかつ局所的な場所の条件に依存するという背景では、容易に様々な場所に輸送可能である安価に入手可能な大量生産品(Grossprodukt)をベースとするさらなるオクテン源を開発することが望ましい。2−エチルヘキサノールは、広域にわたって問題なく販売できる工業的大量生産品として安価に提供される。2−エチルヘキサノールは、プロピレンからn−ブチルアルデヒドへのヒドロホルミル化またはオキソ反応に続く、2−エチルヘキセナールへのアルカリ触媒によるアルドール縮合、および続いて行われる2−エチルヘキサノールへの完全水素化によって、大規模工業的に製造されることが公知である(Ullmann‘s Encyclopedia of Industrial Chemistry、第7版、2011年、Wiley出版社、第13巻、579〜584ページ(非特許文献7))。
WO03/029180A1(特許文献11)は、脱水、ヒドロホルミル化、および水素化を介してイソノナノール混合物に加工されるオクテン混合物を製造するための2−エチルヘキサノールの使用に簡単に言及している。その際、ノナノール異性体とフタル酸または無水フタル酸とのエステル化により得られるフタル酸−ジ−アルキルエステル異性体の粘度の調整が関心事である。2−エチルヘキサノールの脱水生成物をイソノナン酸またはイソノナン酸エステルに変換することへの示唆はない。
オクテン源としての2−エチルヘキサノールの利用は、プロピレンベースのイソノナン酸の提供を可能にし、ブテンベースのオクテン入手可能性への依存性を低くする。このように製造されたイソノナン酸は、次いでカルボン酸エステルにさらに加工可能である。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
それゆえ、本発明の本質は、2−エチルヘキサノールから出発する構造分枝状C9モノカルボン酸からなる混合物のカルボン酸エステルの製造方法にある。本方法は、
(a)触媒の存在下に2−エチルヘキサノールをオクテン混合物に脱水するステップ、
(b)ステップa)に従って得られたオクテン混合物を、元素周期表第VIII族の遷移金属化合物の存在下に、一酸化炭素および水素と反応させてイソノナナール異性体混合物に・・・ 続きを
知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)
全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録