特許6147194IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

急硬性セメント

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

急硬性セメントは、骨材等を用い、水と混練し、打設する。このため、混練、打設に要する一定時間は流動性を保持することが必要である。この点に関して、従来の急硬性セメントにおいては、凝結硬化時間が短く、打設時間、とりわけ0〜10℃程度の低温時における打設時間を十分に確保できないという問題があった。特許文献3に記載されているように、クエン酸等のオキシカルボン酸やその塩のような凝結調節剤を添加することで流動性を確保する方法も知られているが、未だ改善の余地がある。そこで、本発明は、長い凝結硬化時間が確保された急硬性セメントを提供することを課題の一つとする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者は課題を解決するために鋭意検討したところ、石膏の水和状態が凝結硬化時間に有意に影響を与えていることを見出した。そして、急硬性セメント中に半水石膏(CaSO4・1/2H2O)及び二水石膏(CaSO4・2H2O)を所定量併用して含有させることで、十分な凝結硬化時間を確保することが可能であることを見出した。通常、半水石膏は偽凝結するため、セメント中には添加すべきでない成分とされていたこ・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明に係る急硬性セメントは凝結硬化時間が長いので、打設時に十分な作業時間を確保することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1-1】凝結硬化速度の正常な急硬性セメントについての、ゲル化時間及び硬化時間の模式図である。

【図1-2】凝結硬化速度の異常な急硬性セメントについての、ゲル化時間及び硬化時間の模式図である。

【図2】実施例で行った溶出試験の結果を示す図である。

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